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AMD CES 2019で7nm世代製品などを発表 (1/5)

大原雄介 編集●AMD HEROES編集部

 1月8日から米ラスベガスで開催されたCES(Consumer Electronics Show) 2019で、AMDのLisa Su CEOが基調講演に登壇、1時間にわたりさまざまな発表をした。

 この基調講演の模様はYouTubeでも視聴可能だが、ここでは要点についてまとめてお届けしよう。

2世代のRyzen Mobile
AMD Ryzen 3000シリーズを第1四半期に投入

 AMDは今年、創業50周年を迎える(1969年5月1日に創業)。そこでまず簡単にこの50年におけるいくつかのトピックを紹介したうえで、ここに来てムーアの法則が次第に成立しなくなり、その一方でコネクテッド・デバイスとそれらが扱うデータ量はさらに増加することが予測されることから、そこに向けて新しいテクノロジーを同社は導入していくと説明した。

この50年においてAMDはテクノロジーリーダーであり、そして今もテクノロジーリーダーであり続けることをこのスライドで示した

 さてこの冒頭の説明に続き、まずは1月7日に発表があった、第2世代のRyzen MobileであるAMD Ryzen 3000シリーズを紹介した。

acer/ASUS/DELL/HP/Huawei/Lenovo/Samsungの各社が、この第2世代Ryzen Mobile搭載ノートを今四半期中に出荷予定である

 基本的な構成や機能は初代のRyzen MobileであるAMD Ryzen 2000シリーズに準ずるが、製造プロセスを12nmに切り替えたことで、同じ消費電力なら性能をより高められ、逆に同じ性能ならば消費電力をより落とすことが可能になる。これにより、最大12時間のバッテリー寿命が既存のプラットフォームで可能になることをアピールした。

 また今回の3000シリーズではGPUの動作周波数も引き上げたことで、ディスクリートGPU(ビデオカード)と同等の描画性能を実現できるとのアピールもあった。

 ちなみに基調講演の中では触れられていないが、今回TDP 15Wである従来のUシリーズに加えて、TDPが35WのHシリーズも2製品(Ryzen 7 3750H/Ryzen 5 3550H)追加されている。スペック的にはUシリーズのRyzen 7 3700U/Ryzen 5 3500Uと同じ動作周波数であるが、TDPが高い分だけより長時間、高い動作周波数での稼働が可能になっている。

 また、今年2月よりRyzen Mobile向けのドライバーがディスクリートGPU向けのAMD Radeon Softwareと統合されることも明らかにされた。

特に、特定ゲーム向けに最適化をしたバージョンはなかなかRyzen Mobile向けに出てこないこと(次のメジャーバージョンアップ待ち)が多かったが、これで解決されることになる

 これまでだとRyzen Mobile向けドライバーはRadeon Softwareより少し提供時期が遅く、またすべてのバージョンが提供されるとは限らなかったが、これで一本化されることになる。さらに、Chromebooks向けにA6-9220C/A4-9120Cを新たに発表。これを搭載したChromebooksが、acer及びHPより出荷される。

オリジナルのA6-9220/A4-9120はTDPが10~15Wの製品だが、Chromebooksの仕様に合わせてTDPを6Wまで落としたのがA6-9220C/A4-9120C。ただそれでもインテルのPentium/Celeronをベースとした製品よりも高速に動作するとAMDは説明する

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