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RyzenゲーミングPC“松竹梅”、第二弾は最大8コア16スレッドの【松】【竹】編

10万円から組める快適でお得なRyzenゲーミングPC自作(6/7)

文● 藤田 忠

【竹】と【松】構成のパフォーマンスをチェック

ここからは、それぞれの構成のゲームパフォーマスを見ていこう。定番ベンチマークの「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」をはじめ、実ゲームの「フォートナイト」、「レインボーシックス シージ」、「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)」のフレームレートを計測している。

MMORPGの鉄板FFXIVを快適プレイ

まずは定番ベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を見ていこう。解像度は1920×1080ドットに固定し、描画設定は“高品質(デスクトップPC)”と“最高品質”で行っている。各テスト時のスコアーと平均フレームレートをまとめている。

「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」計測時のスコアー

「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」計測時のスコアー

「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」計測時の平均フレームレート

「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」計測時の平均フレームレート

「Ryzen 5 2600」と「GeForce GTX 1050 Ti」搭載の”竹”構成でも、スコアー指標は“非常に快適”を記録している。ただ、平均フレームレートは“最高品質”だと60fpsを切る52.5fpsまで落ちてしまうので、大規模レイド戦などでは厳しいところ。その点、「GeForce GTX 1060 6GB」の”松”構成は、“最高品質”でも平均フレームレートは79.6fpsと余裕あるフレームレートになっている。

ゲーミング液晶との組み合わせもあり

続いては、Ryzen APUの「Ryzen 5 2400G」搭載の“梅”構成でも、解像度と描画品質次第では60fps前後でプレイできる「フォートナイト」と「レインボーシックス シージ」で試していこう。

いずれも解像度は1920×1080ドットで実行。描画品質は「フォートナイト」が“中”と“高”で、リプレイデータを使って、約3分間のフレームレートを計測している。「レインボーシックス シージ」はゲーム内ベンチマークを“中”と“超高”で実行し、テストのなかで比較的重たい「エントランス」の結果をまとめている。

「フォートナイト」のフレームレート。描画品質【中】

「フォートナイト」のフレームレート。描画品質【中】

「フォートナイト」のフレームレート。描画品質【高】

「フォートナイト」のフレームレート。描画品質【高】

「レインボーシックス シージ」のフレームレート。描画品質【中】

「レインボーシックス シージ」のフレームレート。描画品質【中】

「レインボーシックス シージ」のフレームレート。描画品質【超高】

「レインボーシックス シージ」のフレームレート。描画品質【超高】

両構成ともに高リフレッシュレートのゲーミング液晶と組み合わせてプレイすることができるフレームレートになっているのがポイントだ。”竹”構成は、さすがに描画品質を“中”をベースに調節する必要はあるが、”松”構成なら描画品質“中”以上を狙っていける。

「PUBG」もギリギリプレイできる!

続いては、目標となるフレームレート60fpsを維持するには4万円アンダーのミドルレンジGPUでは、ちょっと厳しい重量級よりのゲームとなる「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)」でのパフォーマンスを見てみよう。解像度はここまでと同じく1920×1080ドットに固定。描画品質は“低”と“高”で行っている。

「PUBG」のフレームレート。描画品質【低】

「PUBG」のフレームレート。描画品質【低】

「PUBG」のフレームレート。描画品質【高】

「PUBG」のフレームレート。描画品質【高】

ここまでとは異なり、「GeForce GTX 1050 Ti」と「GeForce GTX 1060」で、フレームレート差があまり出なくなっており、ともに最も低い描画品質となる”非常に低い”にせずとも、60fps前後でのプレイが可能になっている。ただ、“ドン勝”を目指すなら、常時60fpsを維持したいので、少しでもフレームレートが伸びるGTX 1060を搭載する”松”構成がオススメだ。

ただ、「PUBG」のような重量級のFPSゲームは、GTX1060クラスでは厳しいのも事実だ。重量級ゲームの快適プレイを目指すなら、“松”構成のCPUを6コア12スレッドの「Ryzen 5 2600」にダウンしつつ、予算を3000円程度プラスすることで、ビデオカードをNVIDIAの次世代GPU「GeForce RTX 20」シリーズ4兄弟の末っ子に位置する「GeForce RTX 2060」を搭載したPalit Microsystems「GeForce RTX2060 6GB GamingPro OC(NE62060T18J9-1062A)」(実売価格4万5900円)に変更することも可能だ。話題のリアルタイムレイトレーシングはもちろん、「GeForce GTX 1070 Ti」に迫る性能で重量級ゲームを快適に楽しめるようになるので、プレイしたいゲームによっては、こちらの構成もありだ。

「GeForce RTX 2060」搭載ビデオカードのなかで、最安クラスとなるPalit Microsystems「GeForce RTX2060 6GB GamingPro OC(NE62060T18J9-1062A)」

「GeForce RTX 2060」搭載ビデオカードのなかで、最安クラスとなるPalit Microsystems「GeForce RTX2060 6GB GamingPro OC(NE62060T18J9-1062A)」

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