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Ryzen 7搭載でガッツリ光るPCを自作!Hueでライトの光も連携(2/4)

宮里圭介 編集●AMD HEROES編集部

パーツ選びは対応するライトアップ機能に注目
マザーボードの機能で統一するとコントロールしやすい

ライトアップ用のパーツはたくさん売られているが、どれを買っても一緒……というわけではない。とくに確認しておきたいのが、マザーボード各社のどのコントロール機能に対応しているのかという点だ。

ASUS「Aura Sync」、GIGABYTE「RGB Fusion」、MSI「Mystic Light」、ASRock「Polychrome RGB」といったように、各社それぞれがライトアップ用のコントロール機能を提供しており、この機能に対応したパーツで固めれば、すべてのパーツの光らせ方を一括管理できるようになる。ライトアップに統一感を出したければ、必ずチェックしておきたいポイントだ。

今回はASUS「Aura Sync」に対応したパーツを中心に選んでみた。実際に組んだPCのパーツを紹介していこう。ちなみに性能としては、3Dゲームが快適にプレイできる実力とコスパを兼ねそろえたスペックを目指した。

AMD「Ryzen 7 2700」
実売価格 2万9600円前後

8コア16スレッド、基本クロック3.2GHz、最大クロック4.1GHzというハイエンド向けのCPUだが、実売で3万円を切るコスパの良さが魅力。オーバークロックまではしないが、実況配信も見据えた多コア高性能CPUということで選んだ。

ASUS「ROG-STRIX-RX590-8G-GAMING」
実売価格 3万8500円前後

Radeon RX 590、8GBのGDDR5を搭載したミドルクラスビデオカード。ライバルのNVIDIAと比べると、GeForce GTX 1070に近い性能を出せるだけに、お買い得感の高いGPUとなる。搭載されている3連ファンは、55℃以下では停止するという準ファンレス仕様となっている。

ASUS「ROG STRIX X470-F GAMING」
実売価格 2万3600円前後

チップセットにX470を採用したATXマザーボード。ゲーミングを名乗るだけあり、性能はもちろん、高負荷時の安定性、サウンド機能にまでこだわりがある。またインターフェースも豊富で、USB3.1 Gen2にも対応。IO部のカバーにはLEDが搭載され、ライトアップ機能となっている。

クーラーマスター「MasterLiquid ML240L RGB」
実売価格 9300円前後

240mmラジエーターを装備した簡易水冷クーラー。1万円を切る低価格ながら、インテル、AMD問わず多くのCPUに対応。また、ファンには各社のコントロール機能に対応した「MasterLiquid ML240L RGB」を採用しているのが特長だ。もちろん水冷ヘッドにもLEDが搭載されている。

G.SKILL「Trident Z RGB F4-3200C16D-16GTZR」
実売価格 2万円前後

DDR4-3200に対応した8GB DIMMの2枚セット。ヒートシンクにLEDを装備し、別途ケーブルを接続することなく光らせることができる。ケース内のケーブルを減らしつつ、ライトアップするのに人気のパーツとなっている。メモリースロットは4つあるが、今回は2枚での使用とした。

クーラーマスター「MasterCase H500M」
実売価格 2万7000円前後

つい最近発売されたばかりとなる、200mmという大きな吸気ファンが特長のミドルタワーケース。両側面と天面がガラスとなっているほか、フロントパネルはメッシュだけでなく、変更できるようガラスパネルが付属している。ビデオカードを垂直に立てて固定できるのがユニーク。

RAIDMAX「Thunder RGB RX-735AP-R」
実売価格 7000円前後

735Wの高出力で80PLUS Bronzeながらも、手ごろな価格が魅力の電源。RGB LEDを搭載しており、ASUS「Aura Sync」やMSI「Mystic Light」のコントロール機能に対応。電源ファンを好みの色でライトアップできる。ケーブルはセミモジュラー式で、ATX電源ケーブル以外は着脱が可能。

ASUS「ROG Addressable LED Strip」
実売価格 2700円前後

ASUS純正のアドレサブル対応LEDストリップ。LED個別に別の色が表示できるため、「レインボー」などでより美しい表示にできるのが強みだ。無駄なパーツの追加を避けつつ、ケース内で暗くなりがちな部分をライトアップするためにチョイス。

フィリップス「Hue スターター セットV3(PLH03CS)」
実売価格 2万7000円前後

コントロール可能なLED電球「Hueランプ」3個と、コントロール用機器「Hueブリッジ」のセット。スマートスピーカーなどからコントロールできるほか、ASUSの「Aura Sync」からもコントロール可能ということで選んだ。また、Hueランプを使うためにヤザワのスタンドライト「Y07SDX60X01PW」(実売価格1400円前後)も用意した。

今回のパーツ選びでキモとなるのが、ケース。ビデオカードはファン、もしくはその周囲にLEDを搭載していることが多く、側面から見るとLEDの光が見えないことがほとんど。

その点クーラーマスターの「MasterCase H500M」はビデオカードを90度回転させ、垂直に設置できるため、LEDのあるファンを正面に向けることができるのだ。

もうひとつのポイントは、「Hueランプ」を使うこと。PCとは独立したものなのだがAura Syncから制御できるため、外部のLEDライト、例えばPC周辺の間接照明などに採用すると面白いだろう。

ちなみに、ストレージは光るヒートシンクを付属する製品もあるが、今回はマザーボードのヒートシンクの下にM.2で接続することになるため、編集部にあった製品を使用した。

もし、同じような構成でPCを組むのなら、シーケンシャル性能はリードで毎秒3400MB、ライト2300MBと非常に高速で、容量が500GBあるサムスン「970 EVO MZ-V7E500B/IT」(実売価格 1万9000円前後)などを選んでおけば間違いないだろう。

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