AMD HEROES

twitter
facebook
line

Ryzen 7搭載でガッツリ光るPCを自作!Hueでライトの光も連携(3/4)

宮里圭介 編集●AMD HEROES編集部

選定したパーツを使って、ライトアップPCを組み立てる!

自作PCを組み立てたことがある人なら説明不要だとは思うが、組み立てたことがない、もしくは初心者だという人向けに組み立ての手順を紹介しておこう。

大雑把な手順を先にいってしまうと、マザーボードにCPUとメモリー、SSDを取り付け、ケースに装着。電源をケースに取り付け、ATX電源ケーブルとCPU補助電源ケーブルを配線。簡易水冷のラジエーターをケースに取り付け、ヘッドをCPUに装着。

ファンの電源ケーブル、各種イルミネーション用のケーブルを配線し、最後にビデオカードを取り付ければ完成といった流れだ。もちろん、簡易水冷へのファン取り付けといった作業はあるが、これらは省略してあるため、実際の手順はもっと長くなる。

組み立て時に気を付けたいポイントをいくつかピックアップしておいたので、参考にしてほしい。

まずはマザーボードにCPU、メモリー、SSDといった主要パーツを装着。CPUは▲の位置をソケットと合わせるようにし、向きを間違えないように注意。無理に押し込まないこと

各パーツを装着したマザーボードをケースに固定。ケースに取り付けるスペーサーの位置は、マザーボードに合わせて付けておく

簡易水冷クーラーは、ヘッドを取り付ける前にラジエーターの固定から。今回は冷却性能を考え、天面排気となるよう設置した

「MasterCase H500M」の特長でもある、アドレサブルRGBに対応したコントロール基板。4つのアドレサブル対応LED搭載パーツをコントロールできる

多数のケーブルで見苦しくなりがちな裏面だが目隠し板により隠せるので、ここまでスッキリ。隠し切れないケーブルは端に這わせることで、目立たなくなる

表側から見えるケーブルは必要最小限、なるべく最短距離になるように取り回し。今回はビデオカードの裏になる部分に集中させた

ここからが今回のケースのキモ。ビデオカードをマザーボードに直接挿さず、90度回転してケースに垂直に取り付けるため、ライザーケーブルを使ってPCIe×16スロットを延長する。

製品によっては速度が低下する可能性もあるので、必ずPCIe3.0 Gen3対応となっているものを選びたい。安いものでは3000円くらいから手に入る。

ビデオカードはマザーボードに直ではなく、ライザーケーブル経由で接続。これで90度回転させた垂直固定ができるようになる

垂直に固定することでLEDが施されたファンの表面がケース側面に向くようになり、光がより見やすくなる。また、不要なケーブルを隠す効果もある

これでライトアップPCの組み立て完了だ。ケーブルの数が多く、裏での取り回しで結構苦労してしまったが、見える範囲はすっきりとした配線にできた。ただし、せっかくの取り回しもグラボでほぼ隠れてしまい見えないので、そこまで頑張らなくても大丈夫だろう。

なお、前面の吸気ファンとマザーボードの間にスペースがあり、一体感のない光り方となってしまっていた。そこで、この部分の裏にLEDストリップを仕込み、漏れ出す光でケース内全体がまんべんなく光るように工夫した。

ケース内部に貼ると明るすぎたので、隙間から光が漏れることに期待して裏面にLEDストリップを貼り付けた。結果、期待通りイイ感じに

この記事もおすすめ

PAGE TOP