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Radeonなら画質ウルトラ設定で快適!

AMD環境でTHE DIVISION 2を快適に遊べるPCスペックを探った!(4/5)

加藤勝明(KTU) 編集●ジサトラハッチ

CPUは6コアでも大丈夫か?

最後にCPU負荷についても考えておこう。最近のPCゲームはマルチスレッド処理が進みRyzenのようなコア数の多いCPUでないと辛くなりっつある。ではTHE DIVISION 2では果たしてどの程度のコア数があればよいのか考えてみたい。

ただ今回はRyzen 5が用意できなかったため、Ryzen 7 2700XをBIOSで4コアあるいは6コア動作にした“疑似Ryzen 5”環境で違いを比べてみた。クロックやTDP等の違いはあるが、CPU負荷がどの程度変動するかの目安にはなるだろう。

Ryzen 7 2700X+Radeon VII環境(解像度はフルHD)におけるCPU占有率

6コア動作に絞ったRyzen 7 2700X+Radeon VII環境(解像度はフルHD)におけるCPU占有率。まだだいぶ余裕はある

4コア動作に絞ったRyzen 7 2700X+Radeon VII環境(解像度はフルHD)におけるCPU占有率。CPUはほぼフル回転となった

THE DIVISION 2の画面をフルパワーでさせた場合、CPU負荷は4コア8スレッドではほぼ全力運転だが、6コア12スレッド以上だとかなりの余裕ができる。シーンの内容にもよるが煙系エフェクトが多いシーンでは当然のことながら重くなる。特に高リフレッシュレート液晶を使うなら、CPUパワーも必要だ。

逆に4コア8スレッド程度のCPUでCPUの余力を出したい場合は、フレームレート制限が有効だ。ゲーム側の設定でフレームレート制限をかけるのもよいが、使っている液晶がリフレッシュレート60Hzなら、素直にV-Sync(垂直同期)を有効にしてしまおう。60fps上限にするとCPU負荷もぐっと低くなる。

4コア動作に絞ったRyzen 7 2700X+Radeon VII環境(解像度はフルHD)で、60fps制限にした状態のCPU占有率。CPUパワーはかなり開放されている

ちなみに、Radeon VII環境でフレームレート制限をかけない状態でも、8コアと6コアではフレームレートに大きな差は出ない。6コア以上であれば足りるといえるが、Ryzenを使うなら処理効率の関係で初代よりは第2世代Ryzenの方が好ましいことは間違いない。

Ryzen 7 2700X+Radeon VII環境(解像度はフルHD)におけるベンチマーク結果。設定および結果は全景のグラフと同じ

6コア動作に絞ったRyzen 7 2700X+Radeon VII環境(解像度はフルHD)におけるベンチマーク結果。描画したフレーム数は微妙に減ったが誤差程度だ



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