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Athlon(2コア4スレッド)からRyzen(8コア16スレッド)まで!

CPUのスレッド数でゲームの性能は変わる!CPU5製品テスト(2/3)

文●今井優人

検証で使用するCPU
Athlon 240GE

2C4Tでベースクロックは3.5GHz。最大対応メモリ DDR4-2666、TDP 35W、L3キャッシュ 4MB。

1万円を切る、いわゆるエントリーモデルだが、Radeon Vega 3 Graphicsをグラフィックスとして有しておりAPUの性能としては十分すぎるぐらいだ。TDPが35Wと省電力で使用用途を考えるだけで夢が広がる。
(APU=グラフィックプロセッサを統合したCPUのこと)

Ryzen 3 2200G

4C4Tのベースクロックは3.5GHz(最大ブーストクロック3.7GHz)。最大対応メモリ DDR4-2933、TDP 65W、L3キャッシュ 4MB。

標準的なクアッドコアの仕様になっており、価格も1万2000円前後で購入することができる。グラフィックスとしてRadeon Vega 8 Graphicsを搭載しており、画面解像度の設定次第で3Dゲームも楽しむことができる。

Ryzen 5 2400G

4C8Tのベースクロックは3.6GHz(最大ブーストクロック3.9GHz)。対応メモリ DDR4-2933、TDP 65W、L3キャッシュ4MB。

今回検証を行うAPUの中では一番コア/スレッド数の多いAPUでRadeon RX Vega 11 Graphicsをグラフィックとして搭載している。APUとしては最も高性能で自作する人たちからの人気も高い。

Ryzen 5 2600

6C12Tのベースクロックが3.4GHz(最大ブーストクロック3.9GHz)。最大対応メモリ DDR4-2933、TDP 65W、L3キャッシュ16MB。

Ryzen 5 2400Gと違いグラフィック機能は有していないが、すでにビデオカードを持っているユーザーにとって、12スレッドで価格も2万円を下回る高コスパのCPUだ。

Ryzen 7 2700

8C16Tでベースクロックは3.2GHz(最大ブーストクロックは4.1G)。最大対応メモリ DDR4-2933、TDP 65W、L3キャッシュ16MB。

一番最後は今回の検証で最上位モデル。クロック周波数こそ控えめになっているが、3.2GHz×8コアという驚異的な性能を持っているため、作業の並行処理においては最高性能を誇る。それにもかかわらず価格は3万円前後とかなり抑えられている。

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