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【話題のPCゲームピックアップ!第11回】

時間泥棒な高評価サンドボックスゲーム「Avorion」はRX 5500 XTで快適に遊べるか!?(3/3)

文● 松野将太 編集● AMD HEROES編集部

Radeon RX 5500 XT環境での快適度は?

では、「Avorion」がAMDプラットフォームでどの程度快適に動作するかを試してみよう。テストにあたり用意したのは、現行Ryzenの最上位である16コア/32スレッドCPU「Ryzen 9 3950X」、および発売されたばかりのミドルロークラスGPU「Radeon RX 5500 XT」を搭載したSAPPHIREのグラフィックスカード「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 5500 XT 4G GDDR6」だ。

グラフィックス設定にはプリセットなし。ひとつひとつ個別に設定していく必要がある

画質はすべての項目がもっとも重くなるように設定し、フルスクリーン環境で解像度フルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の3パターンをそれぞれ選択。ゲーム内の一定コースを移動した際の平均フレームレートと最小フレームレートを計測した。

「Avorion」のフレームレート

グラフィックスが美麗な反面、画質を上げた際の負荷はかなり高め。フルHD解像度では60fps近くまでフレームレートが上がるものの、デブリや宇宙ステーションが多く画面に映ると顕著にfpsが低下した。WQHDから4Kでは最小fpsが30に満たないため、設定変更が必須だろう。特にスーパーサンプリングまわりの設定を下げることで、解像度フルHDの場合、フレームレートが90fps~100fpsぐらいまで向上する。PCスペックが高くない場合は、設定に気をつけよう。

日本語の導入にひと手間必要だが、遊ぶ価値はある

なお、本作は標準状態で日本語をサポートしないものの、ワークショップの日本語化MODや公式翻訳プロジェクトが配布しているpo.fileなどを活用することで比較的容易に日本語化できる。自由度が高すぎるゲームでは、往々にして序盤がとっつきにくくなるものだが、ひたすらマイ宇宙船の建造・改造に没頭するだけでも楽しむことはできるだろう。ハマりこむと時間が足りなくなること請け合いの注目作だ。


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