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RenoirはZen 2コアのまま消費電力を最大75%削減 AMD CPUロードマップ (1/5)

大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 編集●北村/ASCII

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

 3週連続で恐縮だが、やっとAMDがRenoirことRyzen 4000 Mobileの詳細を明らかにするとともに、「AMD、ゲーミングノートパソコン用プロセッサー『AMD Ryzen 9 4900H』発表」のとおり新製品の発表も行なった。このあたりを整理して解説したい。

連載548回で予想した
ダイサイズの答え合わせ

 Renoirについては連載548回で、CESにおける発表を解説したが、4ページ目5ページ目で、ダイサイズおよび内部ブロックの推定を試みた。

 さて、今回こちらの正解が発表された。ダイサイズは156mm2で、140mm2前後という筆者の推定が激しく(1割ほど)ずれていた計算になる。

Ryzen 4000 Mobileのダイサイズ。けっこうダイサイズの推定が違っていたのはがっかり。それはともかく98億トランジスタというのもすごい

 ちなみにこのダイ写真を別のスライドから取ったのがこちら。

左上はDDR4/LPDDR4XのI/Fとして、その横はSATA/NVMeだろうか? 右上とその下はPCI Express、その下がUSBというあたりではないかと思う(が確証はない)

ここからCPUとGPUの面積を推測したところ、下表のとおりとなった。

CPUとGPUの面積
CPU 42.3mm2
GPU 26.4mm2
CPUに関してはMatisseのダイの3次キャッシュを縮めてそのまま収めた感じだが、GPUに関してはフロント(Shader Engine+L2)は一塊にし、バックエンドを2つに分けて実装しているように見える

 CPUについては連載548回でほぼ42mm2と推定しており、これが一致した格好だ。

 ただGPUは連載548回で40mm2ほどと想定していたのだが、実際にはこれをはるかに下回る26.4mm2ほどになった。実際連載548回で紹介した7nm VEGAの写真と比較すると、整然さに欠けるというか、より面積の最適化を図ったようだ。ただ逆に言えば、その他の機能の実装が予想以上にエリアサイズを食っていたということになる。

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