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Radeon RX 6800 XTで「アサシン クリード ヴァルハラ」は4Kでも平均60fps!美麗な世界を自由に駆け巡れ(2/2)

松野将太 編集● ASCII

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

装備品強化とスキルでエイヴォルを強化

ゲーム中、インベントリからはエイヴォルの装備を変更可能だ。先に述べた武器類の他、防具(外套・胴・兜・篭手・脚衣)が用意されており、これらの防具は同一シリーズのアイテムを装備することで追加のセット効果を受けられる。攻撃ダメージを増加させたり、防御力が増したりといった有用な効果があるため、なるべくセットで利用したいところだ。

武器や防具はクエストの報酬として入手できるもののほか、各地の宝箱などから略奪、商人との取引により増やしていける。武器にも斧、槍、ナイフといったいくつかの種類があり、それぞれ攻撃速度やリーチ、モーションが異なる。また、右手と左手で同じ武器を持った場合にも、どちらの手に持たせるかで特性が変化する点には注意したい。たとえば盾などは、左手に持った場合はガードを固めるのに使えるのはもちろん、右手に持つことで攻撃にも活用できる。ちなみに、左手武器を装備しなければアサシンブレードを戦闘中に利用可能だ。

また、武器は定住地の「鍛冶場」から強化が可能。素材を集めて強化することで、追加効果を付与する「ルーン」が装備可能なスロットを増やしたり、外観を変更可能になる。ルーンには攻撃力増加、スタン値の追加といった効果があり、戦闘スタイルにあわせて伸ばしたいステータスが増えるものを用意しておくといいだろう。

また、クエストのクリアなどで入手したスキルポイントは、「スキル」メニューからいつでも割り振りが可能。初期状態では3本に枝分かれしたスキルツリーが用意されており、それぞれ攻撃やステルスに便利な効果を取得しやすくなっている。1つの項目をアンロックすることで、それに連なる項目をアンロックしていけるが、ツリーの取得を進めることでさらにその先のツリーを取得可能になるため、バランス良く埋めていくか、1つのツリーに特化して育成していくかはプレイヤー次第だ。

探索要素と豊富なアクティビティー

エイヴォルの拠点となる定住地は物語の進行に従って移動し、ヴァイキング流の略奪などによって拡張されていく。仲間とロングシップに乗って街や集落、拠点を襲う「襲撃」はヴァイキング生活の醍醐味だが、定住地の拡張が可能になってからは発展させるための重要イベントにもなるため、積極的に略奪を繰り返していきたいところ。ちなみに、今作では船上での戦闘である「海戦」は廃止されている。

また、定住地や各地の街には豊富なアクティビティーが用意されている。代表的なのは、「口論詩」と「オーログ」だろう。「口論詩」は言わば北欧流のラップバトルで、相手の言葉に制限時間内で適切な返答を返すことにより優位を保っていく。各地で口論詩の勝負を吹っ掛けられる場合もあるが、しっかり相手を言い負かすことで特別な選択肢がアンロックされることもあるため、相手の言葉の意味を考えて返答していこう。

「オーログ」は、サイコロとトークンを使ったミニゲームだ。サイコロの目によって攻撃やトークンのやりとりといった効果が発生し、入手したトークンは消費することで強力な効果「神の恩寵」を利用できる。最終的には相手の体力を減らし、ゼロにすることで勝利となる。ルールは独特だが、実際にプレイしてみればそれほど難しいものではない。こちらも各地に相手がいるため、見つけたら勝負を挑んでみよう。

Radeon RX 6800 XT環境での快適度は?

では、「アサシン クリード ヴァルハラ」がAMDプラットフォームでどの程度快適に動作するかを試してみよう。テストにあたり用意したのは、最新の12コア/24スレッドCPU「Ryzen 9 5900X」、および発売したばかりのハイエンドGPU「Radeon RX 6800 XT」だ。

計測はフルスクリーン環境で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の3パターンを選択。画面品質は「最高」設定とし、ゲーム内ベンチマークモードでフレームレートを計測している。

「アサシン クリード ヴァルハラ」のフレームレート

最新の重量級タイトルではあるが、フルHD解像度でも平均120fps以上、WQHDでは平均100fps以上と、非常に快適なフレームレートを発揮できている。さらには4K画質でも60fps超えを達成できているため、「Radeon RX 6800 XT」は、本作のプレイには十分なパワーを備えていると言っていいだろう。美麗な風景描写は本作の醍醐味であるため、ぜひ画質設定を高めた状態でプレイすることをすすめたい。

ヴァイキングでありアサシンである、
まさにシリーズの正統続編

「アサシン クリード ヴァルハラ」は、“ヴァイキングの略奪”をテーマに据えたこともあって、前作・前々作から導入されたアクションRPGライクな荒々しい戦闘要素と、シリーズを通して採用されてきたアサシン的な暗殺術による攻略を上手くミックスしているように思える。ゲーム自体のボリュームはこれまで通り膨大なので、戦闘要素の充実によって攻略に幅を持たせられている点は、大いに歓迎すべきだろう。

なお、「アサシン クリード」はシリーズ作品全体の背景を共有しており、1つのストーリーを紡いでいるシリーズだが、“エイヴォルの物語”としては独立しているため、本作からプレイを始めるユーザーでも、大筋の理解に大きな問題はないと思われる。過去作をプレイしたユーザーにも、本作から同シリーズに入るユーザーにも等しくおすすめできるタイトルだ。

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