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4Kでもほぼ60fpsで遊べる! PC版『THE KING OF FIGHTERS XV』をAMD「Ryzen 7 5700G」&「Radeon RX 6500 XT」でプレイ(3/3)

ジャイアン鈴木 編集●ジサトラハッチ

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

最新作だけに大技のグラフィックがド派手
勝率が少しずつ上がっていったときの喜びは格別

本作は、基本的には昔ながらの真横から見た格闘ゲームだが、やはり最新作だけに大技のグラフィックがド派手。キャラクターが空間を縦横無尽に飛び回り、それに迫力のカメラワークが組み合わされている。なかなかハードルは高いが、ぜひ全キャラクターの大技をマスターし、じっくり鑑賞したいところだ。

難易度が上がっているゲームのなかでも、格闘ゲーム……特にオンライン対戦のハードルは相当高い。しかしそのぶん、技のレパートリーが増え、戦術の幅が広がって、勝率が少しずつ上がっていったときの喜びは格別だ。本作の格闘ゲームとしての完成度、バランスは高い。最近格闘ゲームから離れていたユーザーにこそプレイしてほしいタイトルだ。

大技が決まったときのド派手な演出は必見

トレーニングモードでは「キーデータ」をONにすると、入力したレバー、ボタン操作が表示され、コマンドを正しく入力できているか確認できる。複雑なコマンドは反復練習が重要だ

カジュアルプレイならRadeon 6500 XTでも4Kで遊べる!

CPUに「Ryzen 7 5700G」、GPUにエントリークラスの「ASUS Dual Radeon RX 6500 XT OC Edition」(4GB GDDR6)を用意し、フレームレートを検証している

最後に、THE KING OF FIGHTERS XVがAMDプラットフォームでどのぐらい快適に動作するのかチェックしてみよう。今回のテストに用意したCPUは「Ryzen 7 5700G」(8コア/16スレッド、最大4.60GHz)、GPUはRadeon RX 6500 XTを搭載した「ASUS Dual Radeon RX 6500 XT OC Edition」(4GB、GDDR6)だ。

グラフィック設定はデフォルトのままで、1760×990ドット、フルHD(1920×1080ドット)、4K(3840×2160ドット)解像度のそれぞれで平均、最小、最大フレームレートを「MSI Afterburner」で計測した。普段はWQHD(2560×1440ドット)で計測を実施しているが、この解像度設定が存在しなかったため、特別に1760×990ドットを加えた。

今回は8コア/16スレッドのRyzen 7 5700Gと、エントリークラスのASUS Dual Radeon RX 6500 XT OC Editionを組み合わせているが、平均フレームレートは1760×990ドットで60.6fps、フルHDで59.9fps、4Kで59.7fpsとなった。

THE KING OF FIGHTERS XVはフレームレートの上限が60fpsに設定されているようで、平均フレームレートに誤差以上の差は出なかった。しかし、最小フレームレートは1760×990ドットで59.9fps、フルHDで50.4fps、4Kで47.1fpsと差が表われている。

とはいえ最小フレームレートに低下するのは、平均フレームレートに影響を与えない程度のわずかな時間だ。eスポーツの領域ではまたべつの話だろうが、一般ユーザーがTHE KING OF FIGHTERS XVをプレイするなら、4K解像度でも今回の環境で十分快適にプレイできるといえる。

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