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人気オープンワールド死にゲーをフルHD~WQHDで快適プレイ

ELDEN RINGはAMD RyzenとRadeonでどれだけ快適なのか推奨PCで検証してみた!(2/2)

文● 松野将太 編集● AMD HEROES編集部

WQHDゲーミングも狙えるRadeon RX 6700 XTを採用!

「GPU-Z」で取得したRadeon RX 6700 XTのGPU情報。試用機に装着されていたグラフィックスカードはSapphire Technology製だった

GPUにはRadeon RX 6700 XTを採用。WQHD(2560×1440ドット)解像度でのゲーミングをターゲットにしたモデルで、仮にELDEN RING以外のゲームタイトルをプレイする場合にも十分なパフォーマンスを発揮できるだろう。特に、一般的なフルHD(1920×1080ドット)のディスプレーでゲームをプレイする場合は、高画質設定でもパワー不足の心配はまずない。なお、実際のサンプル機にはSapphire Technology製のRadeon RX 6700 XT搭載グラフィックスカードが装着されていた。

メモリーはDDR4-3200動作をサポートし、容量は16GB。ストレージは容量1TBのNVMe接続に対応するSSDだ。どちらもオーソドックスな構成だが、ストレージ容量が比較的多いことはユーザーにとって嬉しいポイントだろう。近年のゲームタイトルは容量が1本で100GBを超えることも珍しくないため、大作でも多くのタイトルをインストールしておける。

光学ドライブをフロント上部に備える

また、本製品はフロント部分にDVDドライブを採用しており、DVDやCDメディアの読み取りが可能になっている。最近のPCは光学ドライブが省略されていることも多いが、光学メディアの読み取りができるのはなにかと便利だ。

フロント部にもUSBポートとオーディオジャックを用意。ヘッドフォンやキーボード、マウスなどを利用しやすい

映像出力端子はグラフィックスカード側を利用するため、マザーボード側には「使用しません」のシールが貼られている

背面インターフェースは、マザーボード側がUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポート、USB 3.2 Gen 2 Type-Aポート、USB 3.2 Gen 1 Type-Aポート×2、USB 2.0ポート×4、PS/2コネクター、オーディオジャック×6、有線LANコネクターなど、基本的なものが揃っている。グラフィックスカードの映像出力はHDMI×1、DisplayPort×3の計4系統だ。また、フロント側にもUSB 3.2ポートとオーディオジャックが用意されているため、一般的な用途ではポート不足の心配は必要ないだろう。

ELDEN RINGはWQHDで快適プレイ可能!

それでは、「GA7A-B221TER/SP1」の実際の性能をベンチマークでチェックしてみよう。

CINEBENCH R23のスコアー

レンダリングでCPUパフォーマンスを計測する「CINEBENCH R23」の結果は、マルチコアが13979pts、シングルコアが1470という結果に。いわゆる普段使いにおけるインターネットの閲覧や、Word/Excelのようなオフィススイートを使った作業などではまったく問題のない性能だ。ただし、本格的なクリエイティブ用途で使うなら、もう少し上位のCPUが欲しい、といったところだろうか。

3DMarkのスコアー

3DMarkのスコアーはDirectX 12系の4K(3840×2160ドット)解像度テストである「Time Spy Extreme」を除けばいずれも良好で、本製品が十分なゲーミング性能を備えていることを示している。特に、描画解像度が低い「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」のスコアーには余裕があり、DirectX 11以前のAPIを採用するタイトルであれば、おおむね設定を選ばず快適に動作しそうだ。

ELDEN RINGのフレームレート

それでは、お待ちかねのELDEN RINGのフレームレートを計ってみよう。画質プリセットには「最高」を選択し、ゲーム内フィールドの祝福「導きのはじまり」の開始地点から移動する1分間のフレームレートを計測している。本作は上限となるフレームレートが60fpsに固定されているため、フルHD解像度とWQHD解像度では結果がほとんど変わらない。瞬間的にフレームレートが落ちる場面はあるものの、基本的には60fps付近で安定している。4K解像度ではさすがにやや描画が重くなるが、それでも平均30fpsはしっかりと超えている。所持しているディスプレーや好みの設定を活かして、ゲームを楽しめるだろう。

「CrystalDiskMark 8.0.4」でストレージ性能を計測

最後に「CrystalDiskMark 8.0.4」でストレージ性能を計測してみた。結果はシーケンシャルリードが毎秒3591MB、シーケンシャルライトが毎秒3145MBと、ともにNVMe SSDらしい高速ぶりを発揮できている。また、4Kランダムリードに関しても速度に問題はない。ゲームのロード時間短縮や単純なデータコピーなどでは、高速SSDの恩恵を受けられるはずだ。

推奨PCでELDEN RINGの世界を存分に楽しめる

オープンフィールドを採用した結果、ゲームのプレイボリュームも過去のソウルシリーズを大きく上回るとされるELDEN RING。しっかりと腰を据えてプレイするのであれば、快適なスペックのPCを用意しておきたいところだ。攻略のお供に新たなPCを購入したい、あるいは古くなったゲーミングPCを買い替えたいのであれば、AMD HEROESにBTO PC各社のELDEN RING推奨PCがまとめて紹介されているので、参照するといいだろう。


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