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40本のゲームで検証!Ryzen 7 5800X3D対Core i9-12900K真のゲーミング最強CPU決定戦(Radeon編)(2/6)

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

Radeon RX 6800のパフォーマンスを最大限

では検証環境を紹介しよう。全てファーストレビュー時の構成をそのまま流用している。ビデオカードはRadeon RX 6800なので、どちらのCPUがRadeonの性能をより引き出せるか? という観点で見るとよいだろう。

ビデオカードはAMD「Radeon RX 6800リファレンスカード」で統一

またOSはWindows 11、コア分離(VBS)やセキュアブート、Resizable BARなどの要素は全て有効としている。ゲームの画質設定については各ゲーム毎に解説しているが、解像度は1920×1080ドットのみで検証している。解像度を上げるとGPU側のボトルネックがより強くなるためだ。

【検証環境:AMD】
CPU AMD「Ryzen 7 5800X3D」
(8コア/16スレッド、最大4.5GHz)
CPUクーラー ASUS「ROG RYUJIN II 360」
(AIO水冷、360mmラジエーター)
マザーボード GIGABYTE「B550 Vision D」
(AMD B550、BIOS F15a)
メモリー G.Skill「Trident Z RGB F4-3200C16D-32GTZRX」
(DDR4-3200、16GB×2)
ストレージ Corsair「CSSD-F1000GBMP600」
(NVMe M.2 SSD、
1TB、システム用)
+Silicon Power「SP002TBP34A80M28」
(NVMe M.2 SSD、2TB、ゲーム用)
ビデオカード AMD「Radeon RX 6800リファレンスカード」
電源ユニット Super Flower「LEADEX PLATINUM SE 1000W-BK」
(80PLUS Platinum、1000W)
OS Microsoft「Windows 11 Pro」
【検証環境:インテル】
CPU インテル「Core i9-12900K」
(16コア/24スレッド、最大5.2GHz)
CPUクーラー ASUS「ROG RYUJIN II 360」
(AIO水冷、360mmラジエーター)
マザーボード ASRock「Z690 PG Velocita」
(Intel Z690、BIOS 7.03)
メモリー Kingston「KF552C60BBK2-32」
(DDR5-4800動作、16GB×2)
ストレージ Corsair「CSSD-F1000GBMP600」
(NVMe M.2 SSD、1TB、システム用)
+Silicon Power「SP002TBP34A80M28」
(NVMe M.2 SSD、2TB、ゲーム用)
ビデオカード AMD「Radeon RX 6800リファレンスカード」
電源ユニット Super Flower「LEADEX PLATINUM SE 1000W-BK」
(1000W、80PLUS Platinum)
OS Microsoft「Windows 11 Pro」

Anno 1800

「Anno 1800」ではAPIにDirectX 12を選択。画質“最高”、アップスケーラーは無効とした。同ゲームのベンチマーク機能を利用する。ベンチマーク再生中(最初から最後まで)のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。

「Anno 1800」DirectX 12、1920×1080ドット時のフレームレート

平均フレームレートはRyzen 7 5800X3Dの方が5fps高く、さらに最低フレームレート(の1パーセンタイル点)はRyzen 7 5800X3Dの方が8fps高い。

Apex Legends

「Apex Legends」は起動オプションで144fps制限を解除(+fps_max unlimited)し、最高画質に設定。射撃訓練場で一定の行動をとった際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。

「Apex Legends」1920×1080ドット時のフレームレート

平均フレームレートは300fps制限の影響でほとんど差が出ていないが、最低フレームレートはRyzen 7 5800X3Dの方が約7fps高く優秀といえる。

ARK: Survival Evolved

「ARK: Survival Evolved」では画質“最高”に設定。シングルプレイヤーモードでゲームを開始し、マップ内の一定のコースを移動した時のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。

「ARK: Survival Evolved」1920×1080ドット時のフレームレート

Ryzen 7 5800X3Dが平均フレームレートでは勝っているが、最低フレームレートについてはCore i9-12900Kとほとんど差が出ていない。

Assassin’s Creed Valhalla

「Assassin’s Creed Valhalla」では画質“最高”に設定。ゲーム内ベンチマーク機能を利用してフレームレートを計測した。

「Assassin’s Creed Valhalla」1920×1080ドット時のフレームレート

わずかにRyzen 7 5800X3Dが優位といえるが、優位と言えるほどの差は出ていない。

Back 4 Blood

「Back 4 Blood」ではAPIはDirectX 12を使用。画質は“ウルトラ”とし、アップスケーラーはオフ、フラッシュライトの影はオンに設定した。オフラインプレイモードで起動し、プレイヤーの拠点内をぐるっと一回りした際のフレームレートを「CapFrameX」で検証する。

「Back 4 Blood」DirectX 12、1920×1080ドット時のフレームレート

平均フレームレートではほぼ同レベルだが、最低フレームレートについてはCore i9-12900KがRyzen 7 5800X3Dに対し約17fps高い点に注目したい。

BIOHAZARD RE:2

「BIOHAZARD RE:2」は最高画質設定としたが、レイトレーシングやアップスケーラーは無効とした。マップ内の一定のコースを移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。

「BIOHAZARD RE:2」1920×1080ドット時のフレームレート

平均・最低フレームレートともにRyzen 7 5800X3DがCore i9-12900Kに大差(5%以上)をつけている。

BIOHAZARD VILLAGE

「BIOHAZARD VILLAGE」では画質“限界突破”に設定。マップ内の一定のコースを移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。

「BIOHAZARD VILLAGE」DirectX 12、1920×1080ドット時のフレームレート

最低フレームレートは両者の差は非常に小さいが、平均フレームレートではRyzen 7 5800X3Dが強い。前のBIOHAZARD RE:2よりもCore i9-12900Kに対する上乗せ分が大きい。

Borderlands 3

「Borderlands 3」はAPIにDirectX 12を選択し、画質は“バッドアス”に設定。ゲーム内ベンチマークモードを利用してフレームレートを計測するが、最低フレームレート(1パーセンタイル点)はログから算出している。

「Borderlands 3」DirectX 12、1920×1080ドット時のフレームレート

平均フレームレートではRyzen 7 5800X3Dが7fps高い程度に収まっているが、最低フレームレートがCore i9-12900Kに対し20fps上という点に注目したいところ。

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