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Radeonに最適化されている「Far Cry 5」をウルトラワイド液晶でプレイ

町を支配するカルト教団との攻防という大筋はあるが、メインの目的放置でバスフィッシングや狩猟(弓矢)、セスナでの大空の旅(爆撃もある)を満喫するのもありな人気ゲームタイトルの「Far Cry 5」は、じっくりゲームをプレイしたい人にぜひともオススメしたいタイトルのひとつだ。

最高のタマ(牛の睾丸)を求め、交尾中の雄牛を始末する「プレーリーオイスター・ハーベスト」など、面白いサブミッションもある。ちなみに、雌牛を雄牛の中に解放すると、ムーディーな楽曲が流れる……

最高のタマ(牛の睾丸)を求め、交尾中の雄牛を始末する「プレーリーオイスター・ハーベスト」など、面白いサブミッションもある。ちなみに、雌牛を雄牛の中に解放すると、ムーディーな楽曲が流れる……
(C)© 2017 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Far Cry, Ubisoft, and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries. Based on Crytek’s original Far Cry directed by Cevat Yerli. Powered by Crytek’s technology “CryEngine.

HDRかつウルトラワイド解像度でプレイできる

そんな「Far Cry 5」は、最新タイトルだけあって、21:9のウルトラワイド解像度や4K解像度、HDRに対応しているのもうれしいところ。

さすがに、4Kゲーミングは必要なPCスペックが高くなるが、最近はフルHDやWQHD解像度でHDRコンテンツに対応するPC向け液晶ディスプレーが増加中だ。そこで、解像度2560×1440ドットのHDR液晶ディスプレーとRadeon RXシリーズで「Far Cry 5」をプレイしてみた。

「Far Cry 5」の「映像」、「モニター」でHDRを有効に設定

「Far Cry 5」の「映像」、「モニター」でHDRを有効に設定

ちなみにHDR表示のオン、オフはフレームレートに影響しない。そのため、フルHD解像度のHDR10対応液晶ディスプレーなら、ミドルGPU搭載ビデオカードでHDRゲーミングが可能になる可能性も大いにある。

ビデオカードには、AMD Radeon RXシリーズ最上位モデルの「Radeon RX Vega 64」を搭載するASUS「ROG-STRIX-RXVEGA64-O8G-GAMING」を使用

「Core i7-8700K」、SSD、16GBメモリーといったテストPCで、「Far Cry 5」内蔵ベンチマークを実行している

テスト環境
CPU Intel「Core i7-8700K」
(6コア/12スレッド、定格3.7GHz、最大4.7GHz、TDP95W)
マザーボード ASUS「ROG STRIX Z370-G GAMING」
(Intel Z370、Micro ATX)
メモリー ARK「ARD4-U16G48SB-26V-D Samsung Edition」
(DDR4-2666 8GB×2)
ビデオカード ASUS「ROG-STRIX-RXVEGA64-O8G-GAMING」
(Radeon RX Vega 64 8GB)
HDD Kingston
「SSDNow KC400 256GB」
(2.5インチ、SATA3)
電源ユニット Seasonic「SSR-750TD」
(750W、80PLUS Titanium)
OS Windows 10 PRO(64ビット)
グラフィックドライバー Radeon Software Adrenalin Edition 18.3.4 March23

解像度1920×1080ドット。HDRオン・オフ時に差はなく、「Radeon RX Vega 64」なら、100Hz固定のヌルヌル描画でプレイ可能だ

解像度2560×1440ドット時。解像度の違いは最大フレームレートに影響が出ている

Radeon RX 580でも快適プレイ

「Far Cry 5」はAMD Radeon GPUに最適化されているという。そこで、マイニング需要の低下&撤退マイナーの増加で在庫が回復し、価格も良い感じに下がってきている「Radeon RX 580」でもパフォーマンスをチェックしてみた。

テスト環境は、HDRテスト時と同じで、ビデオカードのみをRX 580搭載のASUS「ROG-STRIX-RX580-O8G-GAMING」に変更し、「Far Cry 5」内蔵ベンチマークを解像度1920×1080ドット、2560×1440ドット、3440×1440ドット、3840×2160ドット、描画設定「中」、「高」、「最高」で行なっている。

描画設定「中」の結果。フルHD解像度なら平均80fpsに。リフレッシュレート60Hzオーバーのゲーミング液晶ディスプレーとの組み合わせもオッケーだ

描画設定「高」の結果。各解像度ともに、劇的な変動はないので、「高」設定を基準に狙っていきたい

描画設定「最高」の結果。フルHDなら、60fpsを余裕でクリアーだ

さすがに4K解像度では、描画設定「中」でも30fpsを切ってしまうが、それ以外の解像度ではプレイ可能なフレームレートになっている。

実際、テクスチャー品質「最高」のまま、水や影、植物の品質を「中」に下げて、21:9比のウルトラワイド解像度の3440×1440ドットで、メイン、サブミッション、釣り、狩りを計20時間程度プレイしたが、Radeon RX 580で快適に遊べた。

FreeSync 2対応液晶の登場でRadeonの価値はさらに高まる

Radeon RXシリーズなら「Far Cry 5」をウルトラワイド解像度で快適に遊べることを改めて確認できた。

年内には、「FreeSync 2」に対応する液晶ディスプレーも発売される予定だ。スタッタリングやティアリングのない表示を実現するAMD独自のディスプレー同期技術となる「FreeSync」に、HDRへの対応と低フレームレート補完技術を盛り込んだのが、「FreeSync 2」だ。

「FreeSync 2」は、従来のFreeSync対応GPUならそのまま使用可能になっており、複雑な設定なども不要になっている。対応ディスプレーが発売されれば、Radeon RXシリーズの価値はさらに高まることになる。PCゲーミングにおいて、RadeonとFreeSync 2の今後の展開には大いに期待したいところだ。

ゲーミング環境としてベストな「FreeSync 2」対応液晶とRadeonの組み合わせ


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