PCゲーム好きなら誰もが知っている、今なお根強い人気のバトルロイヤルゲームといえば「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(PUBG)だ。最近では日本最強女子プレイヤーを決める大会「PUBG GIRLS BATTLE」が行なわれるなど、女性でもプレイする人が増えている。
そんな女子プレイヤーには負けていられないと、本気でPUBGに取り組みたい!と思っていても、そもそもPCパワーがたりなければ話にならない。そんな人にオススメなのが、「PUBG GIRLS BATTLE」でも認定PCとして使われていた、数多くのゲーム推奨PCを手がけるiiyama PCのゲーミングPCブランド「LEVEL∞ (レベル インフィニティ)」のPUBG JAPAN SERIES推奨PCの「LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJS」だ。
PUBG JAPAN SERIESはDMM GAMESが主催するPUBG公式大会。2018年9月22日(土)に東京ゲームショウのPUBG Corporationブース(Hall 7-S03)にて「PJS season1 Grade1 day1」が開催さるが、「LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJS」は、その大会用PCとして採用されている。大会の様子はYouTube LIVE、マップチャンネル、Periscope LIVEにて配信される予定だ。
そこで今回は、実際にどれだけPUBGが快適になるのか、ゲームの課金率は飯代以上、三度の飯よりゲームというアスキー編集部のジサトラハッチが使ってみた。
「LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJS」は8コア16スレッドCPU、「Ryzen 7 2700X」とハイエンドのグラフィックスボード「Radeon RX Vega 64」を搭載。
最適な位置取りや、弾を当てたいときに当てたい箇所に当てるエイム力、銃声、足音による迅速な状況判断など、FPSゲームの腕を磨くには、とにかくプレイを重ねるのが大事。しかし、高いフレームレートを維持して快適にプレイでき、長時間プレイしても安定して動作するPC環境も大事なポイントだ。
その点、「LEVEL∞」のPUBG JAPAN SERIES推奨PCやそのほかのゲーム推奨PCは、プロが選んだパーツ構成で対応ゲームは快適に動作し、万が一ゲームが動作しないなどのトラブルが発生してもサポートして貰える「ゲーム完全動作保証」があるので安心だ。
機種名 | 「LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJS」の主なスペック |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 7 2700X(8C16T、3.7〜4.3GHz) |
グラフィックス | Radeon RX Vega 64 8GB HBM2 |
メモリー | DDR4-2666 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 250GB SSD、1TB HDD |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチ |
インターフェース | ギガビットLAN×1、USB 3.1 Gen2端子×2、USB 3.1 Gen1端子×6(Type-C端子×1)、USB 2.0端子×2、SPDIF端子、ライン出力、ライン入力、マイク入力など |
サイズ | 約 幅190×奥行き477×高さ432mm(突起物除く) |
OS | Windows 10 Home |
価格 | 19万9980円(税別) |
フルHD最高画質で常時60fpsオーバーが可能に
さっそく、「LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJS」で「PUBG」のプレイをはじめたハッチの第一声は、「フルHD、最高画質でもヌルヌルキャラが動くね。これフレームレートは余裕で60fpsを超えているでしょ!」と、非常に楽しげだった。
フレームレートを計測してみると、画質設定は最高の「ウルトラ」、解像度1920×1080ドットで、60fpsを軽く超える76fpsを最小値に、平均値は86.3fpsを記録。AMD最上位GPUの「Radeon RX Vega 8GB HMB2」を搭載するだけあるパフォーマンスを発揮。
ハッチ曰く、「画質を落とす必要はあるけれど、さらに上の動作を求めるならリフレッシュレート60Hzオーバーのゲーミング液晶と組み合わせるのも良さげかな」とか。
PUBGのフレームレート(解像度1920×1080ドット)
Min | Avg | Max | |
---|---|---|---|
ウルトラ | 76 | 86.3 | 107 |
高 | 86 | 98.6 | 125 |
中 | 102 | 119.3 | 142 |
16スレッドでプレイの配信・録画も余裕
最後のひとりに与えられる“ドン勝”を求め、「LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJS」で「PUBG」をプレイし続けたハッチだが、ふと目を離したスキに何やら、タスクマネージャーを開いて、怪しげなことをはじめていた。
「え、せっかくの16スレッドCPUなのに、プレイ中は20%程度しか、CPUを活用していないのは勿体ないでしょ」と脱線の理由を熱く、説明しはじめた。
プレイに飽きただけじゃないと思いつつも聴くことにすると。
「ドン勝ゲットに備えて、プレイしながら「XSplit Broadcaster」で、Twitch配信を試してみると、さすが「Ryzen 7 2700X」といった感じで、1920×1080ドットでTwitchに配信しながらプレイしても、まったく操作などに支障は出ないですね。これから「PUBG」とともに、ゲームプレイ動画の配信をはじめたい人に「LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJS」は、おすすめですよ!」
「PUBG」以外の日常用途も超快適
「Ryzen 7 2700X」と「Radeon RX Vega 64」の組み合わせにより、ジサトラハッチ大満足なパフォーマンスを示したPUBG JAPAN SEIRIES 推奨PCの「LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJS」。ここではCPUから日常用途のパフォーマンスまで、定番ベンチマークなどを使って見ていこう。
ベンチマークにはCPUの処理能力を計測する「CINEBENHC R15」をはじめ、「PCMark 10」や「CrystalDiskMark 6.0.1」。3Dベンチマークの「3DMark」、「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を使用している。
CPU処理能力を計測する「CINEBENHC R15」のマルチスレッドは、6コア/12スレッドとなるライバル「Core i7-8700K」と比べて、約25%程度向上している「1758」という良好なスコアーを記録。この高い処理能力はPCの総合パフォーマンスを計測する「PCMark 10」のスコアーにも表れ、総合スコアーは「6227」という結果に。ウェブブラウジングや動画視聴といった日常用途から、オフィスソフトを使った文書や表計算の作成、写真編集などにおいても、とても快適なスコアーだ。
GPUパワーも十分!「FFXIV」は4K解像度のプレイも視野に
「3DMark」はDirectX 12世代テストの「Time Spy」を実行。スコアーは「7214」で、テスト中のフレームレートは30fpsオーバーを記録だ。また、4K解像度の「Time Spy Extreme」でも、「3432」というまずまずの結果を残している。
続いて、「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を「最高品質」の1920×1080ドットと3840×2160ドットで計測すると、フルHDは「非常に快適」指標の「14218」スコアー、平均フレームレート「100.289」fpsという結果になった。また、4K解像度も「とても快適」指標の「5621」スコアー、平均フレームレートが「37.682」fpsと十分にプレイできる結果を出している。
LED内蔵CPUクーラーなど魅力いろいろ
シンプルだが、落ち着きのあるブラックにレッドのアクセントがカッコいい筐体デザインや、アクセスしやすいフロントトップへ装備されたインターフェース群。RGB LEDを備えるCPUクーラーや「RADEON」ロゴが光るVGAクーラーなど、パフォーマンス面以外にも注目ポイントがあるので注目だ。
「LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJS」は「PUBG」も日常作業も快適なマシンに
ジサトラハッチは「LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJS」は税込み20万円強とやや高価ですが、ゲーミングPCとしてはふつうの価格、むしろ「PUBG」を常時60fpsオーバーで遊べるだけでなく、ベストプレイの保存や実況・攻略などの配信もプレイに影響なく快適に行なえるマシンと考えれば、安定性はバッチリでコスパはかなり高いですよ」と強く太鼓判を押した。
間違いなく、これから「ドン勝」を目指して腕を磨きつつ、配信やプレイ動画の編集などを快適に行ないたい人におすすめの1台。PUBG JAPAN SERIES推奨PCは、今回紹介したRadeon RX Vega 64搭載モデルだけでなく、Ryzen 7 2700&GeForce GTX 1070 Ti搭載で税込み19万3300円前後、Ryzen 5 2600&GeForce GTX 1060搭載で税込み10万8000円前後と、よりリーズナブルなモデルもあるため、PUBGをプレイするのにどのPCを買えばよいのだろうと悩んでいた人は、予算と相談して購入を検討しよう。
また、PUBG JAPAN SERIES推奨PCは、9月22日、23日に開催される「東京ゲームショウ2018」の数多くのブースで稼働しているので、実際にプレイして、そのパフォーマンスを体験してみよう。