人気のバトルロイヤルゲーム「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(以下、PUBG)。9月より、DMM GAMES主催の日本公式リーグが開幕し、「PUBG JAPAN SERIES season1」が始まっている。9月22日には、東京ゲームショウ2018で開幕戦が実施された。
そんな公式大会の推奨パソコン「PUBG JAPAN SERIES season1推奨ゲーミングPC」が、LEVEL∞から登場している。ラインアップは、10万6698円の「LEVEL-M0B3-R52-RNJ-PJS」、19万5458円の「LEVEL-R0X4-R72-TXVI-PJS」、21万8138円の「LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJS」。ライトにPUBGを楽しみたい人向けから、ガチでプレーする人向けまでカバーする3機種を用意している。主なスペックは以下のとおり。
PUBG JAPAN SERIES season1推奨ゲーミングPCの主なスペック | |||
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機種名 | LEVEL-M0B3-R52-RNJ-PJS | LEVEL-R0X4-R72-TXVI-PJS | LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJS |
CPU | Ryzen 5 2600 | Ryzen 7 2700 | Ryzen 7 2700X |
グラフィックス | GeForce GTX 1060(3GB GDDR5) | GeForce GTX 1070 Ti(8GB GDDR5) | Radeon RX Vega 64(8GB HBM2) |
メモリー | 8GB | 16GB | |
ストレージ | 1TB HDD | 250GB SSD(M.2接続/NVMe対応)、1TB HDD | |
電源 | 500W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 | 800W 80PLUS TITANIUM認証 ATX電源 | |
ケース | ミニタワー | ミドルタワー |
今回は、3機種の中でも最上位にあたるLEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJSを試せたので、まずは基本性能などを紹介する。
LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJSは、LEVEL∞のおなじみのミドルタワーケースを採用している。赤と黒を基調としたデザインで、ゲーミングらしい筐体ながらシンプルさもあわせ持っている。本体前面上部にUSB 3.0端子、USB 2.0端子×2、ヘッドフォン出力、マイク入力を備え、マウスやキーボードといったデバイスのケーブルを背面に接続しなくてすむため、取り回しがしやすい。
標準でDVDスーパーマルチドライブを内蔵しているので、たまに映画を観たくなったときなどに便利。BTOカスタマイズでBlu-ray Discドライブへの変更も可能だ。
ケース内部は、はじめからケーブルがまとめられており、スッキリとした印象。たまの掃除などメンテナンスが楽なのはありがたい。マザーボードは、ASUSのX470チップセット搭載の「PRIME X470-PRO」を採用。加えて、電源は変換効率の高い80PLUS TITANIUM認証を取得しているのも特徴だ。
AMDの上位CPU&GPUで高い性能を発揮
では、LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJSはどれくらいの性能を持っているのか、各種ベンチマークの結果を紹介する。LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PJSは、Ryzen 7 2700X、Radeon RX Vega 64(8GB HBM2)、16GBメモリー、250GB SSD(M.2接続/NVMe対応)、1TB HDDを搭載している。
マシンの総合的な性能を計測するPCMark 10では、6220という結果に。また、基本性能を示す「Essentials」が9604、ビジネスアプリの性能を示す「Productivity」が8188、コンテンツ制作における性能を示す「Digital Content Creation」は8305だった。AMDの上位のCPUとGPUを搭載しているだけあって、いずれも高いスコアとなった。ゲームはもちろん、写真や動画編集をする際にも役に立つだろう。
CGのレンダリング性能から独自のスコアを算出する「CINEBENCH R15」では、マルチスレッドのスコアにあたるCPUが1722cb、シングルコアのスコアが177cbだった。CPUのスコアがとても高く、ゲームに加えて実況配信もやってみたいという人にもオススメできる性能だ。
メインとなるグラフィックス性能は、3DMarkをチェック。Time Spyが7193、Fire Strikeが17842という文句なしの結果だった。PUBGのほかに高負荷がかかる大作ゲームも快適に遊べるだろう。
ゲーム系のベンチマークは、比較的負荷が軽めの「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」をチェック。1920×1080ドット、最高品質、フルスクリーンで計測したところ、14190(非常に快適)となった。
FFXIVベンチより負荷が高い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」は、1920×1080ドット、フルスクリーン設定で、標準品質と高品質をチェック。スコアは、標準品質が9758(とても快適)、高品質が6458(快適)だった。負荷が高いFFXVベンチでもこれくらいの性能があれば、ほとんどのゲームが快適に遊べるだろう。
次回は、どれくらいPUBGが快適に遊べるか、実際にPUBGのプレー時のフレームレートなどを紹介する。