フィールドに降り立ったプレーヤーたちが、最後の1人になるまでサバイバル。FPSの王道タイトルとして、その名を轟かせる「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」（以下、PUBG）。実況動画をアップするプレーヤーも増えているが、特にその名が知られている女性ゲーマーが「えっか」さんだ。

8月に開催された、日本最強の女性ゲーマーを決める「第2回 PUBG GIRL’S BATTLE」では、チームを組んでいた水沢柚乃さんに向けてスタングレネードを誤投。キルへ追い込んでしまうという、痛恨のミスをやらかしてしまった。実況動画になれば、すぐ熱くなって視聴者から「うるせえ！」と言われることもしばしば。えっかさんとPUBGとの関係に迫る――。

普段はファミ通App編集部に勤務。記事を書いたり、動画を撮影したり、PUBGをプレイすることを仕事にしている。

――PUBGに興味を持ったきっかけから聞かせてください。

昔から映画「バトル・ロワイアル」の世界観が大好きなんです。広大なマップのなかで、100人のプレーヤーが戦うPUBGには、その世界観が“まるっと”入っているなって。「兄者弟者」さんのPUBGの配信を見ているうちに、「すごいな」「絶対にやりたい！」と思うようになりました。それまでFPSはもちろん、PCゲーム自体を1回もやったことがなかったんですけれどね。PUBGで私のFPS熱に火がつきました。

プレイ1000時間は余裕でオーバー。「最近はPUBG MOBILEも始まったので、ほぼ毎日、PUBGに触れる生活です」と情熱を注ぐ。
※ケースにある白色の各社ロゴは撮影用のもので、販売機には付いておりません

――いつごろからプレイしていますか？

ベータ版が配信されたころから、ずっと追いかけています。「東京ゲームショウ2017」のファミ通ブースでは、「来場者にドン勝食べさせたい！えっかゆっこのPUBG」という生配信をやりましたし。韓国のゲームショウ「G-STAR 2017」では、プロリーグのアジア大会に演者として出させていただきました。そのころから少しずつ自分の名前が知られるようになってきたと思います。

本当は安全にいく派。ドン勝したら「褒めてくれて！」

――PUBGのプレイスタイルは？

特技かどうかというのは置いておき、味方にグレ（グレネード）を投げて混乱させちゃうのが好きかも……（笑）。でも、真面目に言わせていただくと、私は「撃ち合っているからいこう！」ではなく、安全にいくタイプ。好きな武器は「QBZ」です。

「あまり上手じゃないんです」とその腕前を評するが、第2回 PUBG GIRL’S BATTLE出演ゲストのなかでは、最も善戦していた。

――ドン勝の経験は？

SOLOモードでまだ3回くらいしかないのですが、チームだったらいっぱいあります。ドン勝は運の要素もあったりしてすごく難しいのですが、SOLOモードでドン勝したら、泣いちゃうほど嬉しいです。みんなに知らせるし、視聴者の方にも「褒めてくれ！」という要求はしちゃいます（笑）。

――ほかのプレーヤーと意見交換することは？

PUBGの大会へ取材にも行くのですが、そこでプロの方とも仲よくなりまして。「こないだのPUBG GIRL’S BATTLEは、こうしたらよかったんじゃない？」とか、アドバイスをいただいたりします。PUBGはファミ通App編集部でやることが多かったのですが、今年から自宅にもPCを置くようになり、オンラインの友達は増えましたね。

索敵が格段にしやすくて、快適動作の「LEVEL∞」は、LED照明もかっこいい！

――自宅に置いているPCは、負荷のかかるゲームにも耐えられる性能？

ではないんです（苦）。PUBGは100人でやりますから、終盤になるにつれて、どんどん動作が重くなってきちゃう。カスタムサーバーを開くと特にそうなるので、配信で落ちたりせず、重い動作に耐えきれるPCは欲しいです。

――それでは、用意したPC「LEVEL∞」（LEVEL-R0X4-R72X-VSVI-PGB）を試してみてください。「PUBG GIRL’S BATTLE」認定ですから、耐えきれると思います。

……これ、明らかにグラフィックが違いますね。すごくヌルヌル動いて、操作しやすい！　自宅のPCは画面の動きがぎこちなさすぎて、家のなかに潜んだ敵を見つけることができないんですよ。撃たれてから存在に気づくパターン。このPCなら、索敵は格段にしやすくなりますね。

キーボードとマウスは、女性にも支持されているRazerブランド。「デザインが統一されると、すごいかわいいですね。配信映えするんだろうな〜（笑）」

――見た目の印象などは？

黒と赤というカラーリングは好きです。そして、すごく印象に残っているのは、「PUBG JAPAN SERIES（PJS）」のときのこと。このPCが使われていたのですが、会場が暗くなったとき、ファンが鮮やかに光っているのを客席から見たら、めちゃくちゃかっこよかったんですよ。なんだか中二病ゴコロをくすぐられました（笑）。

Ryzen 7 2700XなどのハイエンドCPUだけに搭載される、「AMD Wraith Prism Cooler」のLED照明を見て、心をときめかせるえっかさん。光るファンが思いのほか気に入ったようだ。

――PUBGはモニターも大切だと思いますが、こだわりなどはあります？

私、モニターは240Hz対応の結構いいものを買っているのに、PCの性能が低くて、120Hzしか出ない状態でプレイしているんです。モニターの性能をぜんぜん活かせていません！　この「LEVEL∞」くらい索敵がしやすくてヌルヌル動くPCなら、本気で家に1台入れたいですね。

キャラは作らず、ありのまま。そこが多くの視聴者に支持される！

――えっかさんの趣味は？

やっぱりゲームですね。乙ゲーや恋愛シミュレーションなど、そっちジャンルのゲームが小学校のころから大好きなんです。仕事とは関係なしに、よくグッズを集めに池袋とかに行っています。いま、「マジェスティックマジョリカル」という作品がお気に入りです。

よく笑い、楽しいトークを展開してくれる若きゲーマー。ファミ通Appでの動画をチェックすれば、そのパーソナリティーにさらに迫れるはずだ。

――もし、鈴木 咲さんや水沢柚乃さんのように、水着でグラビア撮影なんてことを要求されたら？

ムリです（笑）。でも、ファミ通Appの企画でファン交流会があったとき、ステージをやらせてもらったことはあります。私以外の女性も3人ほどいて、歌とダンスを見せてしまうという……。なにもわからず、一生懸命に練習してたんです。いま考えたらもうすごい黒歴史だと思いますが、「やれ」と言われたらやれるかも!?

――聞けば聞くほど、いろいろなことが出てきますね。

ファミ通Appで配信している動画を観ていただければ、いろいろしゃべっちゃってるので、もっと私のことがわかると思います。親や友達に隠していたガチ恋のエピソードとか、もう素を出しまくり。キャラを作ったりできない性質ですし、ありのままを楽しんでいただけているのかなって。PUBGで知られるようになってきたので、これからも配信は頑張っていきたいです。

プロフィール

えっか
生年月日：11月18日
好きな食べ物：ユッケ

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