信頼性に定評のあるSanMax製メモリー
5製品目は、国内メーカーで信頼と品質に定評のあるサンマックス・テクノロジーズの製品で確認。今回はMicron製2666MHzネイティブチップ搭載で1RANK仕様となる「SMD4-U16G48M-26V-D」を試している。
試したロットのメモリーチップはMicron「D9VHP(MT40A1G8SA-075:H)」で、JEDEC準拠のCL19-19-19-43-61動作になる。なお、AMD Ryzenのメモリー環境でも動作に不安のなかったMicronチップや、JEDEC 100%リファレンスガーバー採用だけあって、まったく問題なく動作だ。
CrucialブランドのLED内蔵DDR4-2666メモリー
次はCrucialのゲーミング向けブランド「Ballistix」から登場している「Ballistix Tactical Tracer RGB」シリーズのDDR4-2666 8GB×2枚セット「W4U2666BMR-8G」を確認。本製品はオリジナルヒートスプレッダーを備え、8つのゾーンに16個のLEDを内蔵する。CLはJEDECよりも高速な16-18-18-38に設定されているほか、動作温度のモニタリングが可能なサーマルセンサーを搭載しているのがポイントだ。
メモリーチップは当然Micronを採用している。今回試した製品では「D9TZV(MT40A1G8WE-075E:D)」を搭載しており、テストを問題なくパスした。
LEDメモリーのド鉄板G.Skill「Trident Z RGB」
7製品目はLED搭載メモリーのド鉄板と言えるG.Skill「Trident Z RGB」シリーズの2666MHz動作モデルの「F4-2666C18D-16GTZR」。今回検証した製品はメモリーチップにHynix「H5AN8G8NAFR-VJC」を採用。なお、SK Hynixのデーターシートに、型番末尾の“C”前2桁「VJ」は見当たらなかったが、「VK」が2666MHz、CL19-19-19なので同じ2666MHzネイティブチップと思われる。
「Trident Z RGB」シリーズは、AMD Ryzen向けモデルも展開されているが、今回はメモリー動作を試すことが目的なため、あえてインテル向けのモデルで検証。実際、「B450 TOMOHAWK」の互換性リストには掲載されていないが、「MemTest86 V7.5」のテストは問題なかった。