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発売初週で全世界300万本突破の「BIOHAZARD RE:2」など人気ゲームがもらえるキャンペーン

「BIOHAZARD RE:2」など最新ゲームがRX 590なら快適プレーにできるか検証(3/5)

文●石川ひさよし

Ryzen+Radeon RX 590なら3タイトルとも推奨環境以上

さて、肝心なのはRadeon RX 590で3タイトルがどのくらい快適にプレイできるのか、どのくらいの画質設定が可能なのかだろう。3タイトルとは言ってもうち2タイトルの発売はまだ先の話なので、ここではこの記事を執筆中に販売開始されたBIOHAZARD RE:2は同タイトルで、残るDevil May Cry 5とTom Clancy’s The Division 2は、旧タイトルや推奨スペックが近いタイトルを選んでテストしたい。

さきに3タイトルの推奨環境をまとめてみよう。

BIOHAZARD RE:2
CPU FX-9590またはIntel Core i7-3770K以上
メモリ 8GB以上
ビデオカード AMD Radeon RX 380(3GB)またはNVIDIA GeForce GTX 1060以上
DirectX 11
ストレージ 26GB以上

Devil May Cry 5
CPU Intel Core i7-4770 3.4GHz以上
メモリ 8GB以上
ビデオカード NVIDIA GeForce GTX 960以上
DirectX 11
ストレージ 35GB以上

Tom Clancy’s The Division 2
CPU AMD FX-8350またはIntel Core i7-3770以上
メモリ 8GB以上
ビデオカード AMD Radeon R9 290またはNVIDIA GeForce GTX 970以上
DirectX 11
ストレージ 40GB以上

推奨スペックは最新パーツのスペックというわけではない。相当古いパーツが記載されている。そこで、主要なところをピックアップしてみよう。まずCPUについては、およそ4コア8スレッド以上と見ればよいだろう。ビデオカードについては、ここがなかなか難しいが、Devil May Cry 5は数世代前のミドルレンジGPU、ほか2つは数世代前のハイエンドGPUが記載されている。数世代前のハイエンドGPUは、現在に置き換えればミドルレンジGPUでパフォーマンスは足りるだろう。Radeon RX 590はミドルレンジのなかの上のグレードであるので、十分にカバーできると思われる。

いちおう、もう一つ推奨環境の定義に触れておくと、これはもっともポピュラーな環境で、平均的なプレイ環境が得られることを指す。併せて記載されることが多い最小環境はゲームがプレイできるギリギリのところで、1280×720ドット、低画質で30fps程度と、PCゲーミングらしい快適さとはほど遠い。推奨環境なら1920×1080ドット、標準画質で30〜60fpsといったところの動作が可能だ。やはり推奨環境は満たしておきたい。

今回のテスト環境について触れておこう。CPUはRyzen 7 2700を用意した。最新世代の8コア16スレッドCPUだけあって、推奨環境はなんなくクリアだ。いちおう、Radeon RX 590を購入したからといって、CPUとのバランスがとれていなければビデオカードの性能を引き出せないこともある。Ryzen世代であれば十分な余裕があるが、それ以前の世代のCPUをお使いならば、コスパもよいRyzen 5や高性能なRyzen 7に乗り換えてみてはいかがだろうか。

ほとんどのゲームの推奨CPUをカバーできる8コア16スレッドのRyzen 7 2700を用いた

ほかには、マザーボードはAMD X470チップセット搭載モデル、メモリはDDR4-2933の8GB×2枚、ストレージはSSD、OSはWindows 10 64bit版とした。このあたりはCPUの仕様や現在のスタンダードなPC環境などに合わせているが、ゲーム性能について大きく左右するところではない。また、フレームレートは、ベンチマークモードを備えているタイトルについてはそれを、備えていないタイトルについてはFRRAPSを用いて平均フレームレートを算出した。それでは結果を見てみよう。

今回の検証環境

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