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SEKIROが快適なPC環境は意外に軽い?推奨PCは9万円台からとお買い得!(3/4)

ジサトラハッチ(アスキー編集部)

そこで今度は4K解像度を視野にいれたハイエンド構成で検証を行なった。検証環境は以下のとおり。

【検証環境2】
CPU Ryzen 7 2700(8コア/16スレッド、3.2~4.1GHz)
CPUクーラー Wraith Spire
ビデオカード AMD「Radeon VIIリファレンスカード」、ASUS「ROG-STRIX-RTX2080-O8G-GAMING」(RTX 2080)、AMD「Radeon RX Vega 64リファレンスカード」、AMD「Radeon RX Vega 56リファレンスカード」
マザーボード ASRock「B450 Steel Legend」(AMD B450)
メモリー Corsair「CMK32GX4M4B3200C16」(DDR4-3200 8GB×4、DDR4-2666で運用し、4枚使用)
ストレージ インテル「SSDPEKKW256G7X1」(256GB NVMe M.2)
電源ユニット クーラーマスター「RS750-AMAAG1-JP」(750W 80PLUS GOLD)

ハイエンド構成では、CPUは公式だと第2世代の最上位である「Ryzen 7 2700X」となっていたが、ビデオカードの性能で余裕があるかどうかを見るため、あえてやや性能の劣る同じ8コア/16スレッドの「Ryzen 7 2700」を選択。

メインメモリーは逆に余裕を持って8GB×4の32GB。ビデオカードは、公式の4K推奨であるRadeon RX Vega 64と、最新のRadeon VII、Radeon VIIと価格帯が近いGeForce RTX 2080、推奨より性能の下回るRadeon RX Vega 56を用意した。結果は以下のとおり。

RTX 590ですらWQHDで平均フレームレートが57fpsとなっていたので、念のため計測したがVega 56ですら、解像度WQHD+品質設定:最高、フルスクリーンで平均59.99と、ほぼ60fpsと快適。そのため、解像度が4Kの場合での比較のみになる。

最も平均フレームレートが高かったのがRTX 2080。RTX 2080は、最小フレームレートですら53fpsと50fps以上をキープし、4Kですら快適にプレイできる。また、Radeon VIIも平均54fpsと高く、シーンによっては60fpsに届いているため、こちらも優秀。

公式の4K推奨ビデオカードであるVega 64は平均45fps、最小で39fpsと、ほぼ40fps以上をキープするため、安定化を求めるなら品質設定を変えれば問題ないというくらいの高い性能を示した。一方、推奨には至らないVega 56だが、それでも平均約39fps、最小31fpsと、30fps以上をキープ。

他のパーツ構成によっては、30fpsを下回る可能性があることを考えれば、4Kで遊ぶには力不足を感じる。しかしながら、WQHDでは59~60fpsをキープするため、4Kで遊ばなければ十分快適に遊べるといえる。

今回の検証ではメモリーを多く積んだため、やや高めの結果になったが、おおむね公式の推奨環境で問題ないということがわかった。公式の推奨パーツ構成は、やや古めなため、今からPCを購入しようという人であれば、4Kを狙うならCPUがRyzen 7で、ビデオカードがVega 64以上、フルHDからWQHDならRX 590を選んでおくと、今回検証したSEKIROよりもやや重い、AAAタイトルでも設定次第で快適に遊ぶことができる。

しかしながら、PCを自作するのにパーツを1から選び、組むのが大変、自信がないという人もいるだろう。そんな人にオススメなのが、各BTO PCメーカーが販売しているSEKIRO推奨PCだ。BTO PCでも4K推奨クラスのハイエンドゲーミングPCから、コスパのよい構成までさまざま。その中から、編集部オススメのPCを各メーカーごとに紹介したい。

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