VRAM搭載量が必要な場合でも傾向は似た結果に
続いての2タイトルはいずれもテクスチャーや描画データ等でVRAM搭載量がポイントになりそうなゲームだ。まずは「MONSTER HUNTER: WORLD」を試す。画質は“最高”ベースにDLCのHi-res Texture Packを組み込んだ。集会エリアを作成し、一定のコースを移動した時のフレームレートを「OCAT」で測定した。
この条件下で解像度を4Kまで上げるとVRAMの推定使用量が8GBを微妙に越えてくる。VRAM枯渇時のカクつきを詳しく見るために、最低fpsは1パーセンタイル点に加えて0.1パーセンタイル点も比較することにした。一瞬だけ強烈にカクつくような場合最低fpsの0.1パーセンタイル点がガクッと下がりやすいのだ。
手動計測なので誤差もそれなりにあるが、平均fpsベースで見るとRX 5700はRTX 2070の微妙に下、RX 5700XTだと大きく上回るという力関係に違いはない。このゲームでは4K時に発生しそうな強烈なカクつきは観測できなかった。