チップセットファンは回転制御が可能
「X570 Taichi」は、「Heatsink Armor」のシルバーカラー部分にチップセットの冷却ファンを搭載している。ファン制御はUEFIで行なっており、CGレンダリングの高負荷作業実行中は、回転数は4000回転台まで上昇し、50度後半~60度前後を維持していた。
最大回転となる6000回転だと、さすがに耳に付いてくるが、PCケースフロントからの吸気や環境にあわせて手動カスタマイズすれば問題ないレベルだ。
実際、CPUに「Ryzen 9 3900X」を搭載し、CGレンダリング実行中のチップセット周りをサーモグラフィーで確認すると、表面温度は50度前後になっていた。
AMD X570チップセット全体のデメリットと言える熱は、小型ファンと「Heatsink Armor」で問題なく放熱されているのがわかるだろう。