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【話題のPCゲームピックアップ!第4回】

RX 5700XTで大ヒットホラー映画を元にしたゲーム「Blair Witch」を遊んでみた (1/3)

文● 松野将太 編集● AMD HEROES編集部
GPUには「Radeon RX 5700XT」を搭載したASUSの「ROG-STRIX-RX5700XT-O8G-GAMING」を用意。フレームレートを検証した

■ゲームタイトル:Blair Witch
■メーカー名:Bloober Team
■価格情報:3090円(通常版)
■Blair Witch公式サイト:https://blairwitchgame.com/

大ヒット映画を元にしたオリジナルストーリーを展開するスピンオフ作品

 1999年公開の大ヒット映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」をご存知だろうか。低予算のホラー映画としては異例のヒットを飛ばしたこともあって、名前ぐらいは知っている人も多いだろう。魔女伝説の残る森を舞台に、「行方不明の学生たちが撮影したビデオテープを発見し、そのまま編集した映画」という設定で展開される、いわゆるモキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)映画だ。

 本作は興行的に成功しただけでなく、その後のホラー作品の演出手法にも大きな影響を与え、低予算のモキュメンタリーホラーを1つのジャンルとして市場に定着させる立役者となった。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」自体も続編映画やメディアミックス作品がいくつか公開されており、本作「Blair Witch」は、そんなブレア・ウィッチ伝説の残る森を舞台にしたスピンオフ作品となっている。開発は2016年のホラーゲーム「Layers of Fear」で知られるBloober Teamだ。

主人公のエリスを操作し、森に消えた少年を捜索する

 舞台は1996年のメリーランド州バーキッツビル近郊。ブラック・ヒルズの森で少年が消息を絶ったことから、プレイヤーは元警官のエリスとして、みずから少年の捜索に参加する。ゲームはエリスの一人称視点で進行し、森のあちこちにあるアイテムにインタラクトすることで手掛かりを探していく、いわゆる探索型のタイトルとなる。

うっそうとした森の様子がプレイヤーの不安を掻き立てる。グラフィックス要求は高めだが、そのぶん美麗だ
明るいうちは綺麗な森にも見えるが、もちろんホラーゲームなのでそんな時間に探索させてくれるのは序盤だけ。後半はひたすら暗い森を懐中電灯でさまよう羽目になる

 原作となる映画と舞台が同じ(映画で学生たちが失踪したのは1994年なので、本作はその2年後の世界ということになる)こともあって、人間の失踪やビデオカメラ、木の枝で人をかたどった「スティックメン」といったモチーフは変わらず登場する。とはいえ、あくまでオリジナルストーリーのスピンオフ作品であり、直接的に映画の内容に触れるようなことはないため、原作未視聴でも特に予備知識などは必要ないだろう。知っていればニヤリとできる情報や演出はいくつか存在するので、見ておくに越したことはないのだが……。

主人公のエリスは、とある過去の経験から心に傷を負っている。周囲からもそのことを心配されているようだ
時折フラッシュバックするエリスの過去。彼が過去と向き合う過程も、ストーリーの軸のひとつだ

 本作には斬新なゲームシステムなどはなく、どちらかと言えばストーリーに重きを置いているため、操作や進行は(怖がらなければ)比較的スムーズ。ストーリーの軸になるのは、失踪した少年の探索、それから主人公のエリスが過去に負った“心の傷”にまつわるエピソードだ。森を探索し、少年の痕跡を辿るにつれて、徐々にエリスの過去が明らかになっていく。彼にどのようなことが起きたのか、今エリスの心の中で何が起きているのか、といったことを想像しつつ、目の前の恐怖に立ち向かっていくのが本作の醍醐味と言える。

少年の痕跡を辿り、各所に落ちているアイテムを拾っていくが、中には不穏なものも
夜は真っ暗で、懐中電灯なしで行動するのは困難。時折携帯電話やトランシーバーで仲間や家族と連絡を取り合う必要もある

 “怖さ”の質に関して言えば、本作には激しい音や唐突な展開などで人を驚かすようなギミックはあまりない。いわゆる“ジワジワくる”タイプの作品に分類されるだろう。ただし、単にアイテムを追って漫然と進行していくわけではなく、時には森に潜む“何か”と対峙しなければならない場面も出てくる。このあたりは、実際にプレイして確かめてみてほしい。

マルチエンディングであることが事前に示される。行動には気を付けよう

 ちなみに、本作には複数のエンディングが用意されている。いくつかの選択や、森に同行する犬のバレットに対する接し方などで進行が分岐する仕組みだ。販売価格が3000円程度ということで、ゲームクリアまでのボリュームはそれほどでもないのだが、繰り返しプレイするにはちょうどいいとも言える。

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