Ryzen 7 3700X ＆ Radeon RX 5700XT環境での快適度は？
では、「ボーダーランズ 3」がAMDプラットフォームでどの程度快適に動作するかを試してみよう。テストにあたり用意したのは、現行製品の鉄板構成とも言える8コア/16スレッドの「Ryzen 7 3700X」、および最新の「Navi」こと「Radeon RX 5700XT」を搭載したASRockの「Radeon RX 5700 XT Taichi X 8G OC+」だ。
品質は最高画質となる「バッドアス」。DirectX12はベータ版
グラフィックスAPIはベータ版のDirectX 12、画質設定は最高プリセット「バッドアス」を適用し、フルスクリーン環境で解像度はフルHD（1920×1080ドット）、WQHD（2560×1440ドット）、4K（3840×2160ドット）の2パターンをそれぞれ選択。「OCAT」を使用し、一定コースを移動した際の平均フレームレートと最小フレームレートを計測した。
「ボーダーランズ 3」のフレームレート
フルHD解像度では平均フレームレートが112fps、最小fpsが105fps。アートスタイルはポップだが、処理はかなり重めだ。WQHD解像度までは最小フレームレートが60fpsを超えられているものの、さすがに4K解像度では平均・最小フレームレートがともに30fps前後とやや厳しめ。銃撃戦などのエフェクトが多い場面ではよりフレームレートが低下することも考えられるため、高画質で安定してプレイするならフルHD、もしくはWQHD解像度を選択するのが良さそうだ。
長く遊べるやりこみシューター、オンライン協力プレイも魅力
とにかく膨大な収集要素があるため、やりこみ要素を求めるコアゲーマーに特におすすめできる本作。また、最大4人でのオンラインプレイが可能で、ストーリーをフレンドと一緒に進行できるのはもちろん、徐々に強力になる敵を倒し続けるサバイバルモード「殺戮サークル」、仲間と共にダンジョンを潜る「試練の場」といったゲームモードが用意されている。これまでのシリーズは、ドロップしたアイテムを1人が早い者勝ちで手に入れられる仕様だったが、本作は全員に別のドロップが用意される方式も選択できるため、殺伐とせずにプレイを楽しめるだろう。
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