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2990WXの1.5倍!第3世代Threadripper 3960X/3970Xの基本的パフォーマンスを検証(1/6)

加藤勝明(KTU) 編集●ジサトラ ハッチ/ASCII

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

AMDのZen2アーキテクチャーを採用した「第3世代 Ryzen Threadripper」の発売解禁(2019年11月30日11時)まであと数日となった11月25日23時、Threadripperのパフォーマンスに関するNDAが解除された。

これまでのThreadripperと同様に、第3世代Threadripperもサーバ向けのメニーコアCPU「EPYC」をコンシューマー向けにダウンスケールしたものだ。今回発売されるモデルは既報の通り32コア64スレッドの「Ryzen Threadripper 3970X」と24コア48スレッドの「同 3960X」の2モデルで、それぞれ税込25万7180円と18万1280円となる(以降Ryzenは省略)。さらに2020年には64コア/128スレッドの「Threadripper 3990X」が発売されることが明らかにされた。

今回筆者はThreadripper 3960X/3970Xの両方をテストする機会に恵まれた。メディア向けに用意されたテストサンプルが極めて少なく、かつテスト期間も極めて限られていたため、本稿では第3世代Threadripperの概要と、定番ベンチマークを利用した基本的性能をチェックする。

筆者が受領した検証用のThreadripper 3970X。表面にサンプルと刻印されていることから、メーカーが機材を検証するための個体だと思われる

AMDの資料に入っていた第3世代Threadripperのパッケージ。手元に現物がないので質感などは不明だが、毎回パッケージデザインを変える意気込みは凄い

2020年のいつだかは明示されていないが、ハイエンドデスクトップ(HEDT)向けとしては史上最多の64コア128スレッドモデル「Threadripper 3990X」の存在が明らかにされた。スペックの大半は伏せられている

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