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【話題のPCゲームピックアップ!第10回】

Ryzen 9 3950X+RX 5700XTなら「レッド・デッド・リデンプション2」でカウボーイ生活を満喫できる!?(1/3)

文● 松野将太 編集● AMD HEROES編集部

GPUには「Radeon RX 5700XT」を搭載したASUSの「ROG-STRIX-RX5700XT-O8G-GAMING」を用意。フレームレートを検証した

■ゲームタイトル:レッド・デッド・リデンプション2
■メーカー名:Rockstar Games
■価格情報:8618円
■公式サイト:https://www.rockstargames.com/reddeadredemption2/jp

1899年 5月某日

俺の名前はアーサー・モーガン、はみ出し者のギャングだ。仲間がブラックウォーターでの盗みでヘマをやらかしたせいで、俺達は逃げ出し、新しい拠点を探す旅を始める羽目になった。運の悪いことに、この一帯は数日前から季節はずれの大寒波に見舞われている。5月だっていうのに外は吹雪で先が見通せないし、馬も雪に足をとられて歩みが遅い。仲間の何人かはこの寒さと飢えでやられちまった。どこに行ったか分からない奴らも数人いる。

厳しい日々が続いたが、数日間の逃亡の末、俺達は棄てられた炭鉱町の跡を見つけてそこに落ち着いた。吹雪のおかげで追手が来る心配がないのは幸いだが、とにかく食料と、今後の展望を見つけなくちゃならない。俺達が使えるのは相棒の馬と、銃やナイフだ。近場にいるコルム一味のようなギャングを襲って物資を奪ったり、野生の獣を狩ったり、しばらくはそうやって食いつなぐ必要があるだろう。この寒波が過ぎるまでは。

コルム一味から奪うのは簡単だ。あいつらは俺達を見つけ次第、ピストルやライフルを撃ってくるから、その撃ち合いに負けなければいい。なかなかタフなやつもいるから、初めから頭や胸を狙って撃つのが基本だ。俺はその気になれば、時間の進みが遅く感じるほど集中して相手を狙えるから、動く的を狙うのも難しくない。あとは倒した相手の懐を探ったり、キャンプを物色するだけで適当な物資は手に入る。

鹿やウサギを狩るのは、それよりも少し手間がかかる。感覚を研ぎ澄ませて痕跡を探り、ゆっくりと近づいて遠くから仕留めるのがセオリーだ。「銃を使うと一帯の動物が逃げるから、弓を使え」とチャールズにはしつこく言われた。弓は苦手だと思っていたが、使ってみると案外悪くない。仕留めた動物は毛皮を剥いで売ったり、持ち帰って食事にできる。こまめに動物を持ち帰ることで、みんなの生活に貢献できるだろう。

余裕が出てきたら、他にも道具を使ってできることはたくさんある。俺が特に好きなのは投げ縄だ。こいつで悪党を縛ってやるのは格別に楽しいし、いかにもカウボーイという感じがする。俺は前世でもジョン・マーストンという名前でカウボーイをやっていたが、その頃もいろんな悪党に投げ縄を投げていた(ところで、俺達の一味にもジョン・マーストンという名前の若いやつがいる)。武器も、金さえあればいろんなものが買える。道端で見つけたいけすかない奴にダイナマイトを投げたっていい。この窮地を脱したら、そういうこともできるようになるだろう。

とにかく、嵐が去るまでは俺達のボスであるダッチの言うことに従う必要がある。ダッチはブラックウォーターの一件以来、少し苛立っているか、もしくは焦っているようだ。大量の金をブラックウォーターに隠しているらしいが、取りに帰れるのはいつになるか分からない。自分たちで稼ぎ、生活を整えなければいけないのは間違いない。

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