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【注目Radeonピックアップ!第10回】

お手頃価格でフルHDゲームに最適! ASUS「DUAL-RX5500XT-O8G-EVO」の実力を検証 (1/2)

 Navi世代では初のエントリー向けGPUとなったAMDの「Radeon RX 5500 XT」(以下、RX 5500 XT)だが、市場にはさまざな搭載製品が登場している。ASUSの「DUAL-RX5500XT-O8G-EVO」(以下、Dual RX 5500 XT)もRX 5500 XTを採用したオリジナルデザインのカードだ。

 製品名に“OC”の文字があることからもわかるとおり、動作クロックを引き上げたクロックアップモデルで、どの程度のパフォーマンスを発揮するのか気になるところ。そこで、いくつかのテストを行ない、Dual RX 5500 XTの実力を確かめてみたい。

動作クロック設定が異なる3つのモードを装備
カード長は実測で240mmほど

 まずは、Dual RX 5500 XTの動作クロック設定から紹介していこう。Dual RX 5500 XTのベースクロックは非公開ながらも、ゲームクロックは1733MHz、ブーストクロックは1845MHz。リファレンスと比較するとゲームクロックが16MHz引き上げられる一方で、ブーストクロックはリファレンスのままだ。さほど派手なクロックアップは行なわれていない印象を受ける。

 しかし、Dual RX 5500 XTは、付属アプリケーションの「GPU TweakⅡ」(Version 2.1.3.2)を用いることで、「OC mode」「Gaming mode」「Silent mode」の3つの動作モードが利用可能だ。工場出荷時設定はGaming modeで、その動作クロック設定は前述のとおり。

 OC modeでは、ゲームクロックが1737MHz、ブーストクロックが1865MHzに引き上げられ、Gaming modeから前者が4MHz、後者が20MHz向上している。一方のSilent modeは、ゲームクロックは公開されていないが、実際に試したところ、ブーストクロックが20MHz引き下げられ、Power Targetも90%に絞られていた。なお、どのモードもメモリクロックは14Gbpsで、リファレンスから変わりはない。

GPU TweakⅡのメインメニュー画面。上部に並んだ3つ動作モードのアイコンをクリックすることで、各モードに切り替え可能だ

 カード長は実測で240mmほど(※突起部除く)で、GPUクーラーには2.5スロット占有タイプのもので、同クーラーには100mm角ファンを2基搭載。このGPUクーラーは、直下へのエアフローを向上させる「Axial-techファン」を採用しているほか、「0dBテクノロジー」によりGPUの温度が58℃を下回った場合はファンの回転を停止し、静音性の向上を図っている。

 なお、GPU TweakⅡからこの0dBテクノロジーを無効に切り替えることができ、その場合は常時ファンが回転するようになり、ケース内のエアフローを懸念するユーザーにも配慮されている。また、隙間から確認する限り、GPUクーラーには8mm径のヒートパイプが2本用いられている。

Axial-techファンを2基搭載。ASUSによると従来のファンに比べて整流性や風圧が向上しているという
カード裏面には補強用のバックプレートを装備
GPU TweakⅡの右上の「0dB Fan」をOFFに設定することで、0dBテクノロジーが無効となり、ファンが常時回転するようになる

 補助電源コネクタは8ピン×1で、これはリファレンスの仕様どおり。外部出力インタフェースはDisplayPort 1.4a×3,HDMI 2.0b(Type A)×1で、このあたりは最近のグラフィックスカードではよく見る構成だ。

補助電源コネクタは8ピンを1基搭載。ほぼカード端に、マザーボードに装着した状態で上向きに実装されているため、カード上部の空間に余裕があるかどうかは注意したい
外部出力インタフェースはDisplayPort 1.4a×3,HDMI 2.0b(Type A)×1。排気用の大きめなスリットが並んでいるのが印象的だ

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