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Core i7並みのRyzen搭載で、4万円台&片手サイズ⁉ 〝Ryzen Embedded”搭載の超小型PCベアボーン「4×4 BOX」が超お得 (2/3)

文●宮里圭介 編集● AMD HEROES編集部

組み立てはメモリーとストレージを装着するだけ!
ただし、メモリーには注意が必要

 小型PCベアボーンというだけあって、そのままではPCとしては使えず、パーツの組み込みが必要だ。といっても、主要パーツはほとんど内蔵されているため、必要なのはメモリーとストレージだけだ。

 この2つのパーツだけでいいといわれると簡単そうに思えるが、小型PCならではの悩みがある。実は、パーツ装着のためのスペースがかなり削られており、一筋縄ではいかないのだ。

 まずはメモリーから見ていこう。メモリースロットそのものは特に問題ないように見えるのだが、ちょうど端と重なるようにインターフェース基板があり、ここにメモリーモジュールがぶつかってしまう。

わかりやすいよう、メモリーを挿した状態から抜こうと試してみたところ。下段のスロットは大丈夫なのだが、上段のスロットではメモリーがインターフェース基板にぶつかってしまう

 ギリギリの角度を見極めてスロットに装着するというのもできなくもなさそうだが、さすがに自作慣れしている人であっても難易度が高い。そこでオススメなのが、少し手間はかかるものの、一旦ねじ止めされているインターフェース基板を外してしまうこと。こうすれば、もっと楽に装着できるようになる。

インターフェース基板を外してもまだ干渉するが、スロットにメモリーを挿すスペースは十分確保できる

 リアのインターフェース側からケースを分解し、マザーボードを取り外して装着するという方法もあるが、そこまで分解するのはさらに手間がかかる。インターフェース基板だけで済ませた方が簡単だろう。

 メモリーを取り付け終わったら、続いてストレージを取り付けよう。ストレージは2.5インチSATA接続のSSD、もしくはHDDを搭載可能。さらにM.2のSSDにも対応しているのだが、注意したいのが装着できるのが“M.2 2242/2260”となり、一般的な“M.2 2280”は長くて装着できないという点だ。

M.2スロットを装備しているものの、サイズの小さいM.2 2242、もしくは2260しか装着できない点には注意。ちなみにM.2の下にはWi-Fiボードが装着されていた

 このM.2スロットはインターフェースとしてはPCIe3.0×4接続をサポートしているものの、M.2 2242/2260となるPCIe接続のM.2 SSDの入手が難しく、実質的に利用できない状況だ。近い将来入手できるようになることに期待しつつ、今は素直に2.5インチのSSDを選ぶのが無難だ。

 2.5インチベイは底面カバーの内側にあるので、まずはマウンターを外し、2.5インチSSDをねじ止め。続いてケーブルで電源とSATAを接続し、マウンターごと底面へと固定しよう。後は底面を元に戻してねじ止めすれば完成だ。

取り外したマウンターにSSDを装着。HDDでもいいが体感速度がかなり遅くなるだけに、よほどの理由がない限りSSDを選びたい
ケーブルを接続し、底面へとマウンターごと固定したところ。あとは底面を元に戻してねじ止めするだけだ

 スペースに余裕のない小型PCだけに、パーツの取り付けで若干苦労する部分はあるものの、それほど難しくはないだろう。落ち着いて作業すれば、初心者でも組み立てられる。

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