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【話題のPCゲームピックアップ!第13回】

名作サバイバルホラーの魂を受け継ぐ「デイメア:1998」はRadeon RX 5600 XTで快適に動くか?(3/3)

文● 宮崎真一 編集● AMD HEROES編集部

Radeon RX 5600 XT環境での快適度は?

では、「デイメア:1998」がAMDプラットフォームでどの程度快適に動作するかを試してみよう。テストにあたり用意したのは、人気の8コア/16スレッドCPU「Ryzen 7 3700X」、およびミドルクラスGPU「Radeon RX 5600 XT」を搭載したSAPPHIREのグラフィックスカード「SAPPHIRE PULSE RX 5600 XT 6G GDDR6」だ。

グラフィックス設定にはプリセットが用意されている。今回はプリセット“最高”で検証

計測はフルスクリーン環境で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の3パターンを選択。画質はプリセットの「最高」に固定し、チャプター1の一定コースを移動する1分間のフレームレートを「OCAT」で取得した。

「デイメア:1998」のフレームレート

最高画質設定においても、フルHD解像度およびWQHD解像度での平均フレームレートは100を超える良好な結果が出ている。WQHDでも最小フレームレートが60fpsを上回っているため、ハイリフレッシュレートディスプレーを用意できるならフルHD、より高解像度なディスプレーを所持しているならWQHD、といった使い分けをするのがおすすめだ。

4K解像度ではフレームレートが平均・最小ともに60fpsに満たないが、かといってカクつきが目立つというほどでもなく、プレイ自体は可能だろう。総じて、ミドルクラスのGPUでも快適にプレイしやすいタイトルと言えそうだ。

インディーズながら高い完成度を誇るサバイバルホラーの秀作

「デイメア:1998」は、往年の「バイオハザード」シリーズが備えていた雰囲気やプレイ体験を現代的に再現しつつ、それに留まらないプラスアルファの要素を盛り込んだ、インディーながら高い完成度を誇るサバイバルホラーの秀作だ。

本家カプコンの最新タイトルに比べれば、技術的なアラが見えないわけではないが、ゲームとしての面白さは決して劣っていないと感じられる。「バイオ」ファンならニヤリとできる要素はあるものの、予備知識が必須というわけでは全くないので、ファンならずとも興味があればプレイしてみることを勧めたい。

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