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第3世代Ryzen Mobileに144Hzディスプレー搭載で16万円台!コスパの高い「TUF Gaming A15」の実力チェック(1/2)

松野将太 編集●ジサトラハッチ

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

「TUF Gaming A15 FA506IV」。実売価格は16万円前後

ASUSの高耐久を謳うゲーミング向けシリーズ「TUF Gaming」は、当初こそマザーボードのみで展開されていたが、現在ではビデオカードやゲーミングマウス、ディスプレーなどの周辺機器に至るまで、実に幅広い製品ラインアップを誇っている。

先日リリースされたばかりのゲーミングノートPC「TUF Gaming A15 FA506IV(FA506IV-R7R2060BKS)」(以下、A15 FA506IV)は、リフレッシュレート144Hzの15.6インチ液晶ディスプレーを採用し、CPUに今話題のAMD第3世代「Ryzen 7 4800H」、GPUに「GeForce RTX 2060」を搭載する高性能モデルだ。価格も手ごろで、コスパの良いゲーミングノートPCが欲しいユーザーにオススメできる製品だ。

この記事ではA15 FA506IVのサンプルをもとに、実際の外観や性能をチェックしてみる。

デザインはオーソドックスなゲーミングPC
Ryzen 7とRTX 2060でハイパフォーマンスを実現

天板にはTUF Gamingのロゴがある程度で、デザイン的には非常にシンプル

A15 FA506IVは、耐久性を重視する「TUF Gaming」シリーズの製品ということもあり、デザイン自体はオーソドックスなゲーミングPCのスタイルを踏襲している。天板にTUF Gamingシリーズのロゴがある以外は目立った装飾もなく、極めてシンプルな外観だ。

本体サイズは幅359.8×奥行256×高さ22.8~24.9mm、重量は約2.3kgと、こちらも15.6インチのノートPCとして平均的で、あまり持ち運びには向かないと言える。基本的には、自宅に据え置きのノートPCとして運用するのがベターだろう。

ディスプレー解像度はフルHD(1920×1080ドット)だが、リフレッシュレートはPCゲーム向きの144Hz。本製品のスペックであれば、現行ほとんどのタイトルで最高画質での60fps超えが狙えるため、高いリフレッシュレートでなめらかな画面描画を堪能できるのは嬉しいポイントだ。映像出力端子としてフルサイズのHDMI端子、Type-C形状のDisplayPortも備えており、外部ディスプレーと接続することでマルチディスプレー環境なども構築できる。

キーボードは日本語配列。バックライトも搭載する

ゲーミングキーボードでしばしば見られる特別仕様のWASDキーを採用

キーボードはテンキーつきの日本語配列で、LEDバックライトによりマルチカラーで発光する。テンキー部分がエンターキーや右シフトキー、バックスペースキーにかなり接近しているため、慣れないうちは誤タイピングを誘発しそうではあるが、キーピッチやストロークはしっかり確保されており、アイソレーションタイプのキーボードとしては打鍵感は悪くない。なお、ゲームでしばしば移動に使われるW、A、S、Dの4つのキーのみ、他のキーと異なる半透明仕様になっており、目視で位置を確認しやすい。

左側面にはHDMI×1、USB3.1(Type-C/Gen2、DisplayPort Alt Mode対応)×1、USB 3.0×2、ステレオコンボジャック×1、ギガビットLANポートを配置

右側面にはUSB 2.0ポートを1つ用意

インターフェースは本体両側面に配置されており、構成はHDMI出力×1、USB 3.1(Type-C/Gen2、DisplayPort Alt Mode対応)×1、USB 3.0×2、USB 2.0×1、ステレオコンボジャック×1、ギガビットLANポート×1。

映像出力、USBポートともに数は揃っており、有線LANポートも利用可能なので、特に困ることはないだろう。ネットワーク通信に関しては、Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)対応の無線LANも利用可能だ。

CPUにはモバイル向けRyzen「Ryzen 7 4800H」を搭載。8コア/16スレッド、ブースト時最大4.2GHzの動作クロックにより、高性能なデスクトップ向けCPUに比肩する性能を発揮できる。GPUはNVIDIAの「GeForce RTX 2060」で、性能的にはフルHD~WQHD程度のゲームをカバーできる。

メモリーは容量16GB(DDR4-3200)、ストレージは512GB NVMe SSD(PCIe 3.0 x2接続)と、ゲーミングノートPCとしては平均的な構成だ。少なくともフルHD解像度でゲームをプレイすることに関しては、十分すぎるポテンシャルを備えていると言っていいだろう。

試用機の主なスペック
CPU AMD「Ryzen 7 4800H」
(8コア/16スレッド、2.9GHz~4.2GHz)
メモリー DDR4-3200 16GB
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 2060
(GDDR6 6GB)
ディスプレー 15.6インチ フルHD
(1920×1080ドット、144Hz)
ストレージ 512GB M.2 SSD(NVMe)
無線LAN Wi-Fi 5(IEEE802.11a/b/g/n/ac)
OS Windows 10 Home(64ビット)
サイズ 359.8(W)×256(D)×22.8~24.9(H)mm
重量 約2.3kg

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