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今コスパ最強!Ryzen 3 3300X+B550マザー秋葉原店員オススメ構成とその性能(2/3)

文● 藤田忠 編集● AMD HEROES編集部

隅々までこだわりの厳選パーツで構成

B550マザーボードのメリットのひとつで、ピーク性能が毎秒5000MBに達するPCIe 4.0対応の1TB NVMe SSDや、ゲーミングから編集作業、イラスト制作まで余裕の32GBメインメモリーに、8コアオーバーCPUやハイエンドビデオカードを搭載しても十分な容量750Wの電源ユニット、静音重視で魅せるPCとしてもおすすめなFractal Designの最新コンパクトミドルタワーPCケース「Define 7 Compact TG」と、隅々まで抜かりのない構成を組んだ川島さん。

状況に合わせて、メニーコアの第3世代Ryzen 9や、Zen 3アーキテクチャ採用のAMD次世代CPU、高性能なGPUを搭載するビデオカードにアップグレードしていけば、この先数年、使い続けられると言えるパーツ構成になっている。

CFDのPCIe 4.0対応SSD「PG3VNF」の1TBモデルを選択。PCIe 3.0環境にもおすすめな最速クラスの人気NVMe M.2 SSDのひとつだ

PhisonのSSDコントローラー「PS5016-E16」と、キオクシア製3D TLC NAND「BiCS4」を採用している

実際に「B550 Steel Legend」へ搭載して、パフォーマンスや温度を計測している。結果は後述

メインメモリーには、Ryzenのパフォーマンスを引き出すDDR4-3200動作サポートする16GB×2 32GBを搭載

ヒートスプレッダー装備で、効率よく冷却する

PCパフォーマンスには直接影響しないが、長く使うPCで大事なのが、CPUやビデオカードのパワーアップ時に重要な電源ユニットと、拡張性や各種パーツの冷却性(エアフロー)などに影響し、日々目にすることになるPCケースだ。

当然、川島さんもしっかりとその点を押さえており、数多くのPC構成の相談や組み立て依頼を受けているTSUKUMO eX. 6階スタッフたち推す電源ユニットのひとつ、SilverStoneの「SST-ST75F-GS V3」をチョイスしている。

推しのポイントとしては、まず24ピン電源ケーブルもフラットケーブルを採用しているため、非常に裏面配線がしやすく、見た目もグッドとのこと。さらにPCIe補助電源ケーブルは、1本のケーブルに2つの6+2ピンコネクタを備えるタイプが多いなか、6+2ピンコネクタ単体仕様が4本付属と、こちらも取り回しと見た目の面で優れている。魅せるPCケースとの相性は抜群と言えるだろう。

80PLUS GOLD認証を取得するSilverStoneの「SST-ST75F-GS V3」

フルプラグイン仕様で、120mmファンを搭載している

24ピン電源ケーブルを含め、すべてのケーブルがフラット仕様になっている。裏面配線など、ケーブル取り回しが非常にしやすい

「Define 7 Compact」は構造上、ボトムストレージベイと電源ケーブルが干渉しやすいが、オールフラットケーブルの「SST-ST75F-GS V3」なら大丈夫という

次点候補に注目のPCケース

静音性に優れるFractal Designの「Define 7 Compact」は、その名の通り、人気PCケース「Define 7」のコンパクト版で、拡張性はダウンするが、シンプルながら洗練されたデザインや組みやすさを、しっかり受け継いでいる。

サイドパネルにソリッドパネルを採用する「Define 7 Compact Solid」もラインアップしているので、好みで選ぼう。

また、PCケースのコストをもう少し抑えたいという人には、NZXT「H510」シリーズがオススメだ。筐体がホワイトカラーのモデルや、ブラックベースにレッドカラーを配したモデルも揃え、サイド強化ガラスパネルを採用するなど、カッコいい見た目と組みやすさを両立しながら、1万円アンダーになっている。

幅210×奥行き427×高さ474mmのコンパクトミドルタワーであるFractal Design「Define 7 Compact TG」

フロントに360mmラジエーターを搭載できるなど、コンパクトだが十分な拡張性を持っている

密閉重視とエアフロー重視を選べる2つのトップパネルなど、「Define 7」譲りのデザイン&ギミックを搭載している

次点の候補にオススメなのが、ホワイトカラー筐体や、シンプルなフロントデザインで人気のあるNZXT「H510」

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