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PCI Express Gen4のSSD速度と
どれだけ差が出るか検証
今回の検証環境を紹介しよう。手元にあったHDDは7200回転の12TBモデル、キャッシュ用SSDはPCI Express Gen4の1TBモデルと、StoreMI 2.0で運用するにはかなりオーバースペックな感じだが、その辺はご容赦いただきたい。StoreMI 2.0で構築したドライブがPCI Express Gen4の速度限界にどこまで迫れるか、という観点で見てほしい。
検証環境 | |
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CPU | AMD「Ryzen 9 3950X」 (16コア/32スレッド、3.5GHz~4.7GHz) |
グラフィックス | AMD「Radeon RX 5700」リファレンスカード |
SSD | Corsair「Force MP600 CSSD-F1000GBMP600」×2 (1TB SSD、NVMe対応 M.2規格、OS用とキャッシュ用に各1) |
HDD | Seagate「IronWolf ST12000VN0008」 (HDD、7200rpm、12TB) |
電源ユニット | Super Flower「Leadex Platinum 2000W」 (2000W、80Plus Platinum) |
CPUクーラー | Corsair「iCUE H115i PRO RGB XT」 (簡易水冷、280mm) |
OS | Windows 10 Pro 64bit版 (May 2020 Update) |
StoreMI 2.0の検証に入る前に、今回使用したSSDとHDDを単体で使用した場合の読み書き速度をチェックしておこう。検証は「CrystalDiskMark」を使用し、テストデータのサイズを1GiB/4GiB/16GiB/64GiBの4通りで計測した。
以上の結果から、今回使用するSSDはシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)5000MB/sec、シーケンシャルライト4200MB/sec、HDDはシーケンシャルリード253MB/sec、シーケンシャルライト245MB/sec(全て前後)であり、データサイズにほとんど影響を受けないという点に注目したい。