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【AMDチップセットマザーボードレビュー第24回】

実売1万円ちょっとでも高い拡張性! エントリー向けチップセット「A520」搭載のASRock「A520M Pro4」 (1/2)

文● 石川ひさよし 編集● AMD HEROES編集部

製品名:A520M Pro4
メーカー:ASRock
実売価格:1万1000円前後

 Ryzen搭載PCをできるだけ安く組みたいというニーズに向けて、AMD A520チップセットとそれを搭載するマザーボードがリリースされた。マザーボード価格はおよそ1万円±3000円前後。お財布にやさしい価格帯だ。そんな中から今回は、ASRockの「A520M Pro4」を紹介する。実売価格1万1000円前後とAMD A520マザーボードの中では高価格帯だが、その分、激安の中にもピンポイントにコストをかけて安定性を高める工夫が見られる。つまりバランス重視だ。

「A520M Pro4」の主なスペック
対応ソケット Socket AM4
チップセット AMD A520
フォームファクター MicroATX
メモリースロット DDR4×4(最大128GB)
対応メモリークロック DDR4-4533(OC)~3466(OC)、DDR4-3200~2133
拡張スロット PCI Express 3.0 x16×1、PCI Express 3.0 x16(x2)×1
ストレージインターフェース SATA3(6Gbps)×4、M.2(PCIe3.0x4)×1、M.2(PCIe3.0x2/SATA3)×1
ネットワーク ギガビットLAN(Realtek RTL8111H)
サウンド 7.1ch HDオーディオ(Realtek ALC1200)
リアインターフェース PS/2×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、USB 3.2 Gen1 Type-A(ASMedia ASM1074)×4、USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 2.0 Type-A×2、HDMI×1、DisplayPort×1、Dsub15ピン×1、オーディオ端子×3
M/B上インターフェース RGB LEDヘッダー×2、アドレッサブルLEDヘッダー×2、USB 3.2 Gen1ヘッダー×2、USB2.0ヘッダー×2など

 最初にAMD A520チップセットの機能を確認しておこう。サポートするCPUだが、これは第3世代RyzenおよびRenoir世代のRyzen APUのみ。注意したいのは旧世代CPU/APUをサポートしていない点だ。旧世代CPU/APUで安価にPCを組みたい、マザーボードのリプレースで復活させたいといったニーズでは利用できない。あくまで最新CPU/APUで組みたいという方に向けた製品になる。

 A520M Pro4の電源回路を見ると、ソケット左側のCPU用回路部分には、シンプルながらもヒートシンクが装着されており、すべてを合わせると8フェーズという十分な数である。マザーボードもエントリーグレードになると、ヒートシンクを省いたり、フェーズ数をリファレンスデザインの最小スペックまで抑えるものがあったりするが、A520M Pro4はある程度余裕のある冷却、余裕のあるフェーズ設計と言える。

 PWMコントローラはUPI Semiconductorの「uP9505S」。裏面にはフェーズダブラーの「uP1961S」を実装している。MOSFETは1フェーズあたり2チップで、Sinopower製「SM4336」と「SM4337」を組み合わせている。この組み合わせ自体は、同社Steel LegendシリーズのAMD B550チップセット搭載モデルでも使われているものだ。

PWMコントローラはuPI「uP9505S」
フェーズダブラーのuPI「uP1961S」
MOSFETはSinopower「SM4336」と「SM4337」
電源周りだけでなく、マザーボード全体的に台湾APAQ Technology製の固体コンデンサを採用している

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