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機能バランスの光るエントリーノートPC
一方、Lenovo「IdeaPad Slim 550 (15) 81YQ002TJP」(以下、IdeaPad Slim 550 (15) )は、CPUにAMD「Ryzen 7 4700U」(8コア/8スレッド、2.0~4.1GHz)を採用した15.6インチノートPC。実売価格は10万9100円前後。本機はゲーミング向けを謳った製品ではなく、同社のエントリー向けのIdeaPadシリーズに属する。
ゲーミングを謳うBravo-15よりも、やや薄型軽量。メタリックで黒一色のゲーム用途然としたBravo-15と異なり、プラチナグレーで落ち着いたモダンなデザイン。
また、Bravo-15はインターフェースが映像出力と有線LAN、USBポート、ヘッドホンジャックと、ゲームに必要な要素のみを揃える一方、IdeaPad Slim 550 (15) はマルチカードリーダー、ウェブカメラを物理的に閉じられるプライベートシャッターを実装するなど、宅内利用やオフィスでのビジネス用途に適した機能を備えている。
スピーカーはDolby Audioに対応し、プリセットによって最適な音質を実現する他、イコライザーによって自分好みの音質に調整も可能。
「IdeaPad Slim 550 (15) 81YQ002TJP」の主なスペック | |
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ディスプレー | 15.6インチM (1920×1080ドット、ノングレア) |
CPU | AMD「Ryzen 7 4700U」 (8コア/8スレッド、2.0~4.1GHz) |
メモリー | 8GB (DDR4-3200) |
ストレージ | 512GB SSD (NVMe M.2) |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1 |
インターフェース | HDMI出力、USB3.1 Type-C、USB3.0×2、4-in-1メディアカードリーダー他 |
公称駆動時間 | 約19時間 |
サイズ/重量 | 約356.7(W)×233(D)×17.9(H)mm/約1.76kg |
OS | Windows 10 Home(64ビット) |
Bravo-15はCPUこそRyzen 4000のHシリーズに属する上位モデルを採用しているが、GPUはある程度のPCゲームがフルHDで楽しめるとしている、Radeon RX 5500のモバイル向けである「Radeon RX 5500M」であるため、簡単に言えばゲーミング向けとしてはコスパが良く、高解像度でなければある程度のPCゲームが快適に遊べるノートPCに位置する。
一方、IdeaPad Slim 550 (15)は、Ryzen 4000のUシリーズに属する「Ryzen 7 4700U」を搭載し、普段使いやビジネス用途に使い、たまにPCゲームや動画鑑賞といったエンタメ利用にも使える、といった製品になる。
現状、Ryzen 4000シリーズ&Radeon RX 5000シリーズを搭載するノートPCの中で最も高性能なDellの「Dell G5 15」での検証記事は別記事を用意しているので、さらに重量級のPCゲームをノートPCで遊びたいと考えている人は、そちらを参考にして欲しい。