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リアル志向ながら遊びやすさはアップ! 人気レースシム最新作「Project CARS 3」はRadeon RX 5500 XTで快適プレイ(3/3)

松野将太 編集● ASCII

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

Radeon RX 5500 XT環境での快適度は?

では、「Project CARS 3」がAMDプラットフォームでどの程度快適に動作するかを試してみよう。テストにあたり用意したのは、人気の12コア/24スレッドCPU「Ryzen 9 3900XT」、およびミドルクラスGPU「Radeon RX 5500 XT」を搭載したASUSのグラフィックスカード「DUAL-RX5500XT-O8G-EVO」だ。

計測はフルスクリーン環境で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の3パターンを選択。画面品質はゲーム開始時の初期設定のままとし、コース内を1分間走行した際のフレームレートを「Fraps」で計測している。

「Project CARS 3」のフレームレート

ミドルクラスのRadeon RX 5500 XTでもフルHD解像度では平均フレームレートが90fps近くまでを記録しており、十分に快適なプレイが可能な値だ。より高い解像度のWQHDでは平均フレームレートがほぼ60fpsとなり、4Kでは平均フレームレートが60fpsを割り込んでしまうものの、GPUの性能を考えれば検討していると言える。Radeon RX 5500 XTを使用する場合、フルHD解像度かWQHD解像度で画質設定を吟味してみるのがベターだろう。

幅広いクルマ好きのためのレースゲーム

「Project CARS 3」は、これまでの骨太シミュレーターから大きくイメージを変え、よりシミュレーターに親しみのないユーザーも楽しめるような“カジュアルでありながらリアリティーを備える”レースゲームに変貌している。

前作までの路線を愛していた人にとってはドラスティックな方向転換かもしれないが、多くのクルマ好きに対し、より門戸を広げたことは評価に値するだろう。こうしたゲームからは一度距離を置いてしまった、という人にこそ、プレイしてみて欲しいタイトルだ。

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