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FF14ベンチマークがフルHDで「快適」評価と高成績!
さて、では「G-GEAR mini GI7A-C201/T」は、どれぐらいの性能なのだろうか。「Ryzen 7 PRO 4750G」搭載機というと、ASRockのベアボーン「DeskMini X300」にて計測を行ない記事を掲載している。
定番のCPUベンチマーク「CINEBENCH R20」、描画性能を計測する「3DMark」は、「G-GEAR mini GI7A-C201/T」でも計測して性能差が出るか確認しつつ、実ゲームについては「DeskMini X300」の時とは別のタイトルのゲームを使い、どの程度のゲームがどういった設定でなら快適にプレイできるのかを確認したい。
まずはいつもどおり「CINEBENCH R20」でCPU性能を計測。
マルチスレッドのスコアーは4666と、「DeskMini X300」で計測した際の4771よりもやや下回っている。「DeskMini X300」では、「Ryzen 7 PRO 4750G」が対応する最も高クロックのDDR4-3200のメモリー、Crucial「P5(CT1000P5SSD8)」(8GB×2)を使用した。「G-GEAR mini GI7A-C201/T」は、サイズが「DeskMini X300」よりも大きく、エアフローの優位性は一目瞭然だが、メモリークロックの差が顕著に現れたとも思われる。
「G-GEAR mini GI7A-C201/T」では+4400円で16GB(DDR4-3200)のメモリーにカスタマイズできるので、より長く、少しでも性能を上げたいという場合は、メモリーの変更も視野に入れるとイイだろう。
次にグラフィック性能を計測する定番のベンチマーク「3DMark」でスコアーを測定した。
ビデオカードを搭載しないため、さすがにゲーミングPC向けでやや負荷の高い「Fire Strike」のスコアーは3513と低め。これは、やはり、「DeskMini X300」検証時の3933よりも低い値。とはいえ、フレームレートで言えば、Grahics test 1で18.74fpsと、「DeskMini X300」の20.81fpsと2fps差なので、平均フレームレートが後数fps足らない、という時はメモリーのクロックも有効であると考えておけばいいだろう。
また、ゲーミングノートPCやミドルレンジのPC用のDirectX11対応ベンチマーク「Sky Diver」では、Grahics test 1で58.68fpsと、ほぼ60fpsに近いスコアーだった。
では、定番の実ゲームベンチマークではどうだろうか。まずは「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」(以下、FFXIVベンチ)を解像度フルHD(1920×1080ドット)、「標準品質」で計測。
結果は4723の「快適」評価。このままでも一般的な映像美で楽しむには問題ないが、人が多く集まる街中やレイドでは、映像がカク付く可能性もある。そこで、今度はHD(1280×720ドット)、「標準品質」でスコアーを計測。
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今度はスコアーが7381で最も高い評価の「非常に快適」になった。サービス開始から7年経ったゲームではあるが、これ以上に長く愛されてサービスを続けているMMORPGも多い。映像美の高さを謳う最新MMORPGでもなければ、HD画質であれば十分快適に遊べる余地がありそうだ。
では、FF14よりも軽いゲームならどうだろうか。今度は「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトでスコアーを計測。
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「ドラゴンクエストX」では、フルHD+「標準品質」でスコアが11829で、最高評価の「すごく快適」になったため、試しにグラフィック設定を「最高品質」に変えてみたが、それでもスコアーが9663の「とても快適」と、高いスコアーを維持。「ドラゴンクエストX」もサービス開始からすでに7年が経過しているが、同じように軽さを謳うPCゲームも少なくない。
たとえば、「DeskMini X300」で検証したライアットゲームズの「VALORANT」のように、ノートPCの内蔵GPUでも快適に動作するほどと、軽さを謳っているゲームであれば平均60fps以上でのプレイも十分可能な性能を有している。