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前述したように、「Ryzen 7 PRO 4750G」は、やや重いFPSも解像度次第では動作でき、長年人気のMMORPGやスポーツゲームなどが快適にプレイできる性能を有する。「Ryzen 5 PRO 4650G」と「Ryzen 3 PRO 4350G」は、それよりも性能が落ちるが、「Ryzen 3 PRO 4350G」でも4コア/8スレッドあるため、ビジネス用途やちょっとした動画、写真編集で使うには十分な性能を有している。
加えて「Ryzen 7 PRO 4750G」では余裕であった、軽めのゲームやレトロゲームであれば、十分に遊べる性能を有している。では、そんな「Ryzen PRO 4000G」シリーズを搭載した、BTO PCを他にもいくつか紹介していきたい。参考のうえ、予算に合わせて購入を検討して欲しい。
DDR4-3200標準搭載!APUの性能を十二分に発揮
BR-AR8B55M-SH
●パソコンショップアーク
直販価格 12万780円
※液晶は別売り
「Ryzen 7 PRO 4750G」に加え、SanMax製DDR4-3200の16GBメモリーを標準搭載するミニタワーPC。ボード長400mmのビデオカードや高さ約150mmのCPUクーラーにも対応したSharkoonのPCケース「SHA-S1000-V」を採用。Micro-ATX用ながら電源ユニットとストレージをケース底部で覆い隠すトンネル構造を採用。高い拡張性と通気性を確保しながら、落ち着いたデザインで個人利用からビジネス用途まで幅広く活躍できる。
現在、古いPCを送料無料で下取りし、新しいPCが1000円引きになる下取りキャンペーンが実施中。故障が起こった際の修理金額の上限額や修理回数、追加料金の発生がない3年続く延長保証が本体代金の10%(税別)で選択できるのも見逃せない。
「BR-AR8B55M-SH」の主なスペック | |
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CPU | AMD「Ryzen 7 PRO 4750G」 (8コア/16スレッド、3.6~4.4GHz) |
マザーボード | ASRock「B550M Pro4」 (AMD B550、Micro-ATX) |
メモリー | 16GB (DDR4-3200、8GB×2) |
ストレージ | 512GB SSD (Gen 3、NVMe M.2) |
インターフェース | HDMI出力(2.1)、DisplayPort出力(1.4)、D-Sub15ピン、USB 3.1 Type-C、USB 3.1 Tyep-A、USB 3.0 Type-A×6、USB 2.0 Type-A×2、ギガビットLAN他 |
サイズ | 195(W)×453(D)×402(H)mm |
OS | Microsoft「Windows 10 Home」(64ビット版) |
高い拡張性と死角のない構成で9万円台!
SR-ar5-5532F/S3/W10/LW
●パソコンSEVEN
直販価格 9万1080円
PCケースに内部の拡張性が高いSAMA製「JAX-02」を採用。黒鉄と呼ばれるその見た目はヘアライン加工を施されたクールな印象で、LEDでゴテゴテ光らせたくない硬派なゲーマーに向く。
電源ユニットの容量は350Wと少ないため、ビデオカードを増設する際は買い替える必要もあるかもしれないが、ボード長380mmまでのビデオカードも搭載可能。ATXのミドルタワーながら、Intel製のWi-Fi 6対応の無線LANも標準搭載。さらに、光学ドライブも標準で実装する。
軽いゲームをプレイしたり、CDで音楽を聴いたり、ネット動画を視聴したりといった普段使いから、ビジネス用途まで幅広い用途に利用できる1台だ。
「SR-ar5-5532F/S3/W10/LW」の主なスペック | |
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CPU | AMD「Ryzen 5 PRO 4650G」 (6コア/12スレッド、3.7~4.2GHz) |
マザーボード | ASRock「B550M Pro4」 (AMD B550、Micro-ATX) |
メモリー | 8GB (DDR4-2666、8GB×1) |
ストレージ | 240GB SSD (SATA3) |
光学ドライブ | ASUS「DRW-24D5MT」 (DVDスーパーマルチ) |
無線LAN | Intel「Wi-Fi 6 AX200」(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.1 |
インターフェース | HDMI出力(2.1)、DisplayPort出力(1.4)、D-Sub15ピン、USB 3.1 Type-C、USB 3.1 Tyep-A、USB 3.0 Type-A×6、USB 2.0 Type-A×4、ギガビットLAN他 |
サイズ | 206(W)×450(D)×470(H)mm |
電源ユニット | 350W(80PLUS Standard) |
OS | Microsoft「Windows 10 Home」(64ビット版) |
Ryzen 3+X570搭載で8万円台とお買い得
STYLE-R0X5-RP34-EZS [Windows 10 Home]
●パソコン工房
直販価格 8万2478円
APUに「Ryzen 3 PRO 4350G」を採用したミドルタワーPC。パソコン工房では、「Ryzen 7 PRO 4750G」や「Ryzen 5 PRO 4650G」を備えたPCも用意されており、幅広いラインアップから選べる。また、ミドルタワーのほかスリムPCもあるが、本機はX570のATXマザーボードを備えながら、8万円台とお買い得。500Wの電源ユニットを備え、本機をベースにパーツを組み替えれば、長く使える1台。
光学ドライブも標準搭載。Microsoft Office Personal 2019(税別1万5980円)やMicrosoft Office Home & Business 2019(税別1万9980円)がカスタマイズで付けることができるため、オフィス作業から軽い作業を行なう普段使いで活躍する。
「STYLE-R0X5-RP34-EZS」の主なスペック | |
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CPU | AMD「Ryzen 3 PRO 4350G」 (4コア/8スレッド、3.8~4GHz) |
マザーボード | ASUS「X570-PRO」 (AMD X570、ATX) |
メモリー | 4GB (DDR4-2666、4GB×1) |
ストレージ | 240GB SSD (SATA3) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ |
インターフェース | HDMI出力(2.0b)、DisplayPort出力(1.2)、USB 3.1 Type-C、USB 3.1 Tyep-A×3、USB 3.0 Type-A×4、USB 2.0 Type-A×2、ギガビットLAN他 |
サイズ | 190(W)×475(D)×422(H)mm |
電源ユニット | 500W(80PLUS Bronze) |
OS | Microsoft「Windows 10 Home」(64ビット版) |
DeskMini X300をベースとした小型PC
Radiant SPX2800X300A
●サイコム
直販価格 8万790円
ASRock製のベアボーン「DeskMini X300」をベースとした小型PC。SilverStone製のマグネット式防塵フィルター「SST-FF141」を付属し、メンテナンス性にも優れる。初期構成では「Ryzen 3 PRO 4350G」を搭載するが、オプションで「Ryzen 7 PRO 4750G」や「Ryzen 5 PRO 4650G」も選択可能。
8GBながらDDR4-3200対応のメモリーを標準で搭載(最大32GBまで選択可能)。VESAマウントを使用すれば、対応ディスプレーの背面に取り付けることもできる。初期構成では無線LANがなしになっている点には注意。2770円で選択できるため、そこはお好みで。
「Radiant SPX2800X300A」の主なスペック | |
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CPU | AMD「Ryzen 3 PRO 4350G」 (4コア/8スレッド、3.8~4GHz) |
メモリー | 8GB (DDR4-3200、8GB×1) |
ストレージ | Crucial「CT480BX500SSD1」 (480GB SSD、SATA3) |
インターフェース | HDMI出力、DisplayPort出力、D-Sub15ピン、USB 3.1 Type-C、USB 3.1 Tyep-A、USB 3.0 Type-A、USB 2.0 Type-A、ギガビットLAN他 |
サイズ | 80(W)×1550(D)×155(H)mm |
OS | Microsoft「Windows 10 Home」(64ビット版) |
横幅96mmの省スペースで光学ドライブ付き!
Ryzen 5 PRO 4650G搭載して7万円台
FRBSB550/A
●FRONTIRE
直販価格 7万6780円
「Ryzen 5 PRO 4650G」を搭載した厚さの少ないスリムPC。スタンドを入れると約187mmになるが、それでも省スペースで圧迫感が少なく、机の上に置いて使う余地もある。8GBだがDDR4-3200対応のメモリーも採用(最大64GBまで対応)。240GB SSDとストレージ容量は少ないが、光学ドライブも内蔵し、マウス&キーボードも付属するため、買ってすぐに使いたい人にもオススメ。
ただし、電源はTFXの300Wで、拡張性はメモリー増設くらいと乏しい。しかしながら、構成と価格バランスは良く隙が少ないため、省スペースで使う「Ryzen PRO 4000G」の入門機として活躍しそうだ。
「FRBSB550/A」の主なスペック | |
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CPU | AMD「Ryzen 5 PRO 4650G」 (6コア/12スレッド、3.7~4.2GHz) |
マザーボード | AMD B550 |
メモリー | 8GB (DDR4-3200、8GB×1) |
ストレージ | 240GB SSD (SATA3) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ |
インターフェース | HDMI出力、DVI-D、D-Sub15ピン、USB 3.1 Tyep-A×4、USB 2.0 Type-A×2、ギガビットLAN他 |
サイズ | 187(W)×416(D)×346(H)mm(スタンドを含む) |
電源ユニット | 300W(80PLUS Bronze、TFX) |
OS | Microsoft「Windows 10 Home」(64ビット版) |
「Ryzen PRO 4000G」シリーズは、8コア/16スレッドとコア数が多い「Ryzen 7 PRO 4750G」をはじめとし、マルチ作業に適し、ビデオカードなしでも軽いゲームから動画、写真編集などが、前モデルよりも快適に行なえる高性能な内蔵GPUを搭載したAPU。
採用したBTO PCは、前モデルであるPicasso世代のAPU搭載機よりも割高だが、その分ビデオカードなし構成のPCとしては非常にバランスが良い。PCI Express対応はGen 3までなので、Gen 4の高速なSSDの性能を引き出せないというデメリットはあるが、その点のみ気にならなければ、コスパの良い選択肢として購入を検討してみてはいかがだろうか。
(提供:日本AMD)