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たくさんの習い事に加えて、パソコンだって使いこなせるようになりたい!

世界の子どもたちに追いつき追い越せ 東京都・小学3年生「真田夏さん」のマイ・ファーストPCがやってきた!

相川いずみ/編集● 村野晃一(ASCII編集部)

※この記事はASCII.jpからの転載です。一部加筆修正して掲出しています。(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

AMDが開催した、子どもたちの初めてのPCをサポートする「AMDキッズ・ファーストPCプレゼント」キャンペーン。日常生活のあらゆるシーンでコンピューターが活用されている時代に、子どものうちからコンピューターにふれて様々な経験をすることを目的に、応募いただいた中から3人の小学生に、AMDのCPUを搭載したノートパソコンをプレゼントしました。

プレゼントしたパソコンは、AMD Ryzen 3 3250U搭載のノートパソコン「NEC LAVIE N15シリーズ(N1535)」(以下、LAVIE N1535)。勉強はもちろん、動画鑑賞やプログラミングなどで活躍する1台です。

この連載では、当選した3家族によるそれぞれのファーストPC活用術をご紹介していきます。

「AMDキッズ・ファーストPCプレゼント」で贈られた「NEC LAVIE N15シリーズ(N1535)」。CPUにAMD Ryzen 3 3250Uを搭載した、15.6インチディスプレイの使いやすいノートパソコンです。

タブレット利用から、キーボードを使ったPCでの調べものへ

3人目の当選者としてご紹介するのは、東京都に住む小学3年生の真田夏(仮名)さんです。夏さんは、地元の公立小学校に通う元気な女の子。幼稚園の弟さんと一緒に通っているサッカーに夢中で、男女問わず仲良くしています。

幼稚園の年中から5年間続けているピアノのほか、そろばんや水泳、サッカー教室とたくさんの習い事にも挑戦している努力家でもあります。

小学3年生の夏さんは笑顔のかわいい女の子。最近は「鬼滅の刃」がお気に入り。

自宅ではタブレットで遊ぶこともありますが、真田家は「家にこもっているよりも、外で遊ぼう」という方針で、休校中も毎日庭で縄跳びをするなど、からだを動かすことを大事にしています。

そんな夏さんがこれまで使っていたのは、古いAndroidのタブレット。さらに、12月にはおばあちゃんから、待望の家庭用ゲーム機をプレゼントしてもらいました。ただし、遊ぶ時間は1日1時間。ルールを守って、好きな漫画について調べたり、ゲームをしたりして楽しんでいます。

お父さんの武(仮名)さんは、仕事でもプライベートでもパソコンを活用しています。プライベートでは、撮影した写真を編集してオリジナルDVDを作ったりしていますが、家庭のWindowsパソコンが古くなり、買い替えを検討していた矢先に、「AMDキッズ・ファーストPCプレゼント」キャンペーンを知りました。

「夏はタブレットを使って調べものなどをしていますが、文字を打つのが苦手な様子を見て、キーボードを使ったタイピングを早く覚えてほしいと思いました」と、武さんはキャンペーンに応募したきっかけを話してくれました。

サンタがノートパソコンをお届け。夏さんは笑顔で受け取ってくれました。

先進国の中でも「情報活用能力」が低い日本の学生

武さんが夏さんに望んでいるのは、タイピングの習得だけではなく、そこから先の活用です。

「まずは、ローマ字表記を使ってネットサーフィンをしていくうちに、タイピングも片手から両手打ちになるでしょう。そして、リテラシーさえあれば、興味のあることは自分で調べていけるようにもなっていく。パソコンはソフト次第で色々な使い方ができて、視野が広がると思います」と、子どものうちからパソコンを使うことの意義を語ってくれました。

「LAVIE N1535」を起動して、「家のパソコンよりずっと速い」と感激していたお父さんの武さん。今回、取材のために「Zoom」を使ったオンラインミーティングにも初挑戦していただきました。

パソコンを使って自分の知りたい情報を調べたり、その情報を活用したりしていくことは、「情報活用能力」として小学校でも目指していることのひとつです。

実は、日本の学生は先進諸国と比べて、情報活用能力が低いというデータも出ています。先進諸国が加盟している国際機関「OECD(経済協力開発機構)」が3年ごとに行っている国際的な学力調査「PISA」によるもので、2018年の調査では、コンピューターを活用してテキストから情報を探し出し、情報の信ぴょう性を評価する問題の正答率が、日本の学生はOECDの平均より低い結果になりました。また、コンピューターを学習に使う時間が、OECD加盟国では最下位となっていることも明らかになり、日本の教育においては、コンピューターの活用がひとつの課題となりました。

OECDの「PISA2018」の結果より抜粋。(出典:国立教育政策研究所)

これらの結果をふまえ、学校の授業でも積極的にICTの活用が始まっており、現在文部科学省が進めている「GIGAスクール構想」では、全国の小中学校、特別支援学校の児童生徒に「1人1台」の学習用コンピューターが整備される予定です。

武さんが目指すように、子どもがパソコンに慣れることから始めて、自然にコンピューターの可能性に気付いて活用していくことは、まさに「コンピューターを道具のひとつとして使いこなす」ための第一歩だといえるでしょう。

子どもと一緒に、親子で学んでいけたらいいですね

使い心地を試す夏さん。デジタルネイティブだけあり、すぐに使いこなしそうです。

夏さんの通う小学校では、今年の10月からパソコンを使った授業が始まりました。まだ、始まったばかりということもあり、これまでタブレットを使ってきた夏さんにとっては、キーボードは馴染みがないものでした。「LAVIE N1535」が届いた当初は、少しとまどいがありましたが、一週間後の様子を聞いたところ、ローマ字入力を覚えてきたことでパソコンをさわる機会が増えているそうです。

最初は「親が7、子どもが3ぐらいの割合」で使い始める予定だという真田家。そこから徐々に子どもが使う割合を増やし、来年4月ぐらいには子ども専用にすることを計画しています。

「最近では、小学校の自由研究などでも、パソコンを使って整理したり提出できたりするようなので、来年はそんな風に使えるといいですね」と、武さんはこれからの活用方法を語ってくれました。

さらに、今後は今までできなかった双方向のオンラインツールの利用も検討しているそうです。

「子どもと一緒に、色々な使い方を勉強していきたい」ということで、来年以降の進化にも注目していきたいと思います。

次回は、3組のご家族に、パソコンやインターネットを使うにあたってのネットリテラシー講座を受けていただき、親子で話し合った「パソコンルール」をご紹介します。お楽しみに!


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