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”自分専用”があると、子どもたちのやる気も段違い!

家庭に”子ども専用パソコン”を用意することの意義とその活用法

相川いずみ/編集● 村野晃一(ASCII編集部)

※この記事はASCII.jpからの転載です。一部加筆修正して掲出しています。(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

「Society5.0」という言葉をご存じでしょうか?

狩猟社会、農耕社会、工業社会、そして情報社会に続く、日本が目指している新しい社会です。IoTですべての人やモノがつながり、ビッグデータをAIが活用し、ロボットの活躍などにより、より快適・安全な生活を築くだけでなく、そこから、さらに新しい価値が生まれてくることが期待されています。

Society 5.0のイメージ。出典:内閣府「Society 5.0」

将来、そうした未来を担っていく子どもたちには、IoT機器や情報を活用する力が求められてきます。この連載の第3回でもご紹介した、「GIGAスクール構想」では、全国の学校に一人一台の学習用コンピュータを用意することで、「コンピュータを道具のひとつとして使いこなせる」ことを目指した教育を、国をあげて進めようとしています。

AMDによる「AMDキッズ・ファーストPCプレゼント」キャンペーンは、そうした子どもたちに、もっとパソコンを身近に感じてほしい、活用して楽しんでほしいという思いからスタートしました。キャンペーンに当選した3人の小学生に、AMDのCPUを搭載したノートパソコン「NEC LAVIE N15シリーズ(N1535)」(以下、LAVIE N1535)をプレゼントし、パソコン・ネットリテラシー、プログラミングなどの講座を通して、子どもたちの初めてのPCをサポートしてきました。

キャンペーンでプレゼントされた「NEC LAVIE N15シリーズ(N1535)」。CPUに、AMD AMD Ryzen 3 3250Uを搭載。学習から動画鑑賞、プログラミング、ゲームまで幅広く活用できる1台です。

最終回となる今回は、こうしてゲットしたファーストPCを楽しんでいる子どもたちの様子とともに、家庭に”子ども専用パソコン”を用意するメリットを考えていきます。

自分で自由に使えるファーストPCを楽しむ子どもたち

LAVIE N1535が各家庭に届けられて約1ヵ月。オンラインで、一人一人に最近の様子をインタビューしてみました。子どもたちは、それぞれのペースで、自分のファーストPCを楽しんでいました。

・田中かなたさん(仮名・小学2年生)

絵を描くのが大好きなかなたさん。小学生のお兄ちゃんがゲームに詳しいため、LAVIE N1535でも、家族でゲームを楽しんでいます。また、プログラミング講座のあと、一人でプログラミングにも挑戦してみました。

これからは、パソコンが苦手というお母さんに、かなたさんがどんどん教えてあげることになりそうです。

かなたさんが初めてプログラミングして作った作品。前後左右の矢印キーで、ねこが迷路の中を動きます。色の敷かれたエリアやリンゴにぶつかると、「ニャー」と鳴き声がするところがお気に入り。

かなたさんがタブレットを使って描いた”あいみょん”のイラスト(上手い!)。インスタグラムにもアップして公開しているそうだ。

・真田夏さん(仮名・小学3年生)

ピアノとサッカーが好きな夏さん。第4回の記事でお伝えしたように、マイルールとしてインターネットを使う際は「Yahoo!きっず」から使うように心がけています。タイピングがまだまだ苦手なため、タイピング練習ゲームで、少しずつ練習をしている最中とのことでした。

夏さんが使っている子どものためのポータルサイト「Yahoo!きっず」。ブラウザーを起動した際の最初のページに設定しておくことで、子どもでも安心安全にパソコンを使うことができます。

・木田健司くん(仮名・小学4年生)

「冬休みはサッカーと宿題で忙しかった」という健司くん。プログラミング講座のあと、自分でいろいろとScratchに挑戦して、素敵な作品を作ってくれました。

健司くんがScratchで作った作品。ステージでギター、トランペット、ドラムの演奏にあわせて、手前の観客も盛り上がります。

最初はステージで演奏するだけのシンプルなプログラムだったそうですが、その後何度も改良して、プレイヤーが演奏しながら左右に動き、観客から歓声があがるカッコいい作品が完成しました。苦労したところは「人とギターがずれないように動かすプログラムを作ること」と、教えてくれました。

また、このプログラムに利用した画像も、インターネットの画像検索で、自分で探してみたとのこと。おかげで、細部にまでこだわった素敵なプログラムができあがりました。

これまではスマホやゲーム機にしか触れることのなかった3人の小学生も、ファーストPCで好きなときにパソコンに触れる機会ができたことで、新しい学びや体験が広がっていきそうです。

家庭に“子ども専用パソコン”を設けることの3つのメリット

ファーストPCが家にやってきたことで、プログラミングに挑戦したり、タイピングを練習してみたりと、新しいことを始めた子どもたち。改めて、家庭に子ども専用のパソコンを用意することの意味を考えてみましょう。

メリットその1
子どもが「何かしてみたい!」と思ったときにすぐに使える

多くの会社でリモートワークが始まった際、各家庭で生じたのが“端末とインターネット回線”の問題でした。家に1台だけパソコンがあっても、「お父さんが仕事で使っている間、子どもが使えない」「オンライン授業のため、兄弟の人数ぶんのパソコンが必要になった」というような事態が多く起こりました。

子どもにも、1人1台のパソコンがあることで、必要なときにすぐに使うことができ、学校や塾のオンライン学習から、プログラミングや調べものといった趣味や実用用途まで、道具のひとつとして活用することが可能です。

メリットその2
自分専用のパソコンを持つことでモチベーションが上がる!

子どもにとって、自分専用のものがあるのはうれしいことです。自分専用の部屋、机、時計など、お父さん・お母さんから用意してもらえたことで、うれしい気持ちと同時に、やる気も湧いてきます。同時に、「大事に使う」という、物を管理することの練習にもなります。

メリットその3
子ども用にカスタマイズすることができる!

親子で1台のパソコンを共有する場合、心配になるのがデータの管理です。子ども用のアカウントを作って使い分けすることもできますが、親が仕事で使うデータの入ったパソコンを子どもにも使わせるのは……と躊躇する方も多いでしょう。やはり、子どもにも専用のパソコンがあったほうが安心・確実です。

子ども用パソコンの場合、Windowsのペアレンタルコントロール機能を利用して、使用時間や課金などを設定することもできます。また、子どもの興味関心、成長に合わせた適切なパソコンを用意することで、さらに子どものクリエイティビティを促すことができるかもしれません。

Windowsのペアレンタルコントロール設定。使用時間やwebの閲覧、アプリやゲームの管理なども行うことができます。

ファーストPCのベストタイミングは子どもの性格や興味、ご家庭での方針によって異なってくると思います。「小学校入学」「3年生進級」「10歳の誕生日」など、節目のお祝いとして渡すのもよいでしょう。その際はぜひ、この連載記事を参考に、ご家庭でルールを決めて、楽しく活用してみてください!


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