DeskMini X300には、オプションで「DeskMini アドレサブル LED」(実売2200円前後)、「DeskMini用 USB2.0ポート追加ケーブル」(実売1300円前後)、「DeskMini用WiFi KIT」(実売3200円前後)、「DeskMini用VESAマウントキット」(実売2000円前後)が販売されている。
筆者はWiFi KITのみを購入して追加した。DeskMini X300はフロントにUSB 3.0 Type-C、USB 3.0 Type-A、背面にUSB 3.0 Type-A、USB 2.0 Type-Aを各ひとつずつそろえる。マウスにキーボード、加えて後1つコントローラーかUSBドライブなどを取り付けると、Type-Aポートが全て埋まってしまう。
そうした必要最低限で問題ない、足らなければUSBハブを使えばイイといった人以外はUSB 2.0追加ケーブルの購入も検討するとイイだろう。
前面にはイヤホンジャックとマイクジャックの他、USB 3.0 Type-C、Type-Aがそれぞれ並ぶ
背面にはUSB 3.0 Type-AとUSB 2.0 Type-Aの他、DisplayPort出力、HDMI出力、D-Sub 15ピンを備える
DeskMini X300については、過去記事で触れているが、簡単に組み立て方もご紹介したい。
まずは、電源コネクターを外して、ケースの中からマザーボードを一度取り出して、CPUを取り付ける。メモリーは、スロットのレバーを外側に倒し、切りかけに合わせて押し込んで取り付ける
CPUクーラーを取り付ける前にCPUの上にグリスを塗る。今回はプロオーバークロッカー清水貴裕氏と親和産業のコラボレーションにより誕生したCPUグリスの「OC Master(SMZ-01R)」を使用
「NH-L9a-AM4 chromax.black」は、リテンションを使わないので取り外し、マザーボードの裏にバックプレートを取り付け、裏側からネジを使ってCPUクーラーを固定。CPUクーラーのファンコネクターをマザーボードのコネクターに挿すことも忘れずに
WiFiモジュール用のM.2スロットは、Ultra M.2スロットの下にあるためストレージを取り付ける前にWiFiモジュールを取り付ける。アンテナ線のコネクターは、小さく慣れないと取り付け辛いが、斜めからかぶせるようにして指で押し込むとイイ
WiFiモジュールを取り付けたら、その上のUltra M.2スロットにSSDを差し込み、ネジで固定する
今回のようにWiFi KITを取り付ける際は、IOパネルの横の丸型の部分を取り除き(ドライバーなど細い固いモノで押し曲げれば簡単に取り除ける)、SMA(同軸)コネクターをケース外に出し、8mmの六角レンチで取り付ける
最後にマザーボードをケースに戻し、ネジで止め、電源コネクターを挿してケースに収めれば完成
ケーブルがケースに挟まらないようにご注意を