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AMD、RDNA 2ベースの「Radeon RX 6700 XT」を3月18日に479ドルで販売すると発表!

ジサトラハッチ 編集●ASCII

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

AMDは日本時間3月4日の午前1時に、RDNA 2ベースの最新ビデオカード「Radeon RX 6700 XT」を発表した。

「Radeon RX 6700 XT」はすでに市場に販売されているRadeon RX 6800の下位モデルに当たる。Compute Unite数は40基と「Radeon RX 5700 XT」と同等。

VRAMはGDDR6を12GBでRX 6800の16GBよりも低く、Board Powerも230Wと、250WのRX 6800よりも低い。一方で、Game Clockは2424MHzとRX 6800どころかRX 6800 XTの2015MHzを超えている。

「Radeon RX 6700 XT」は、RX 5700 XTと同じく1440p(2560×1440ドット)のWQHDで快適にゲームがプレイできる性能。同社曰く、解像度が1440pディスプレーの出荷が伸びており、その中でもリフレッシュレートが100Hz以上の製品が98%を締めるという。そうした、ボリュームゾーンがRadeon RX 6700 XTのターゲットという訳だ。

1440p対応のディスプレーの出荷が増加

出荷されているディスプレーのリフレッシュレートの98%が100Hz以上に対応するという

AMDは「Radeon RX 6700 XT」の性能は、競合のNVIDIA「GeForce RTX 2080 Super」よりも、複数のゲームが1440pでより高いフレームレートでプレイできるとしている。

同社曰く、「GeForce RTX 2080 Super」のVRAMは8GBだが、以下例で示した人気タイトルは、1440pでプレイする際、8GB以上必要とのこと。

また、同じくVRAMが8GBのNVIDIAの最新ビデオカード「GeForce RTX 3070」と比較しても、おおむねRadeon RX 6700 XTの方が高いフレームレートでプレイできるとしている。

さらに、AMDは「Radeon RX 6700 XT」がレイトレーシングやFidelityFXを利用できることをアピール。今年の5月に発売予定のカプコンの最新作「バイオハザード ヴィレッジ」がレイトレーシングとFidelityFXにより、よりリアルな映像美で楽しめるとアピールした。

左がレイトレーシング&FidelityFXオフ時で、右がオンにした場合

加えて、同社がこれまでDirectX 9と11のみ対応を謳っていたマウスの入力遅延を軽減する「Radeon Anti-Lag」と、ゲーム画面が激しく動いている際に動的にフレームレートを高める「Radeon Boost」がDirectX 12に対応することを明らかにした。

「Radeon RX 6700 XT」は3月18日に479ドル(約5万1220円前後)で、各主要メーカーから発売される他、多くのOEMメーカーからRyzen+Radeon搭載PCが販売されるとアピール。

「Radeon RX 6700 XT」は3月18日に発売予定

最後にZen 2のCPUを搭載するPlayStation 5、Xbox Series X/Sも含めた、Radeon RX 6700 XTが加わり、近いうちにRadeon RX 6000シリーズを搭載するノートPCも登場するとコメント。

6月に実施が台湾で予定されているCOMPUTEX TAIPEI 2021あたりで発表されることに期待したい。


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