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「Ryzen Threadripper PRO」が26日にデビュー、最上位は約71万円

山県 編集●北村/ASCII

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

AMDのプロフェッショナルワークステーション向けプロセッサー「AMD Ryzen Threadripper PRO」シリーズの販売が26日19時よりスタートした。ラインナップは3モデル。対応マザーボードの販売もスタートしている。

AMDのプロフェッショナルワークステーション向けプロセッサー「AMD Ryzen Threadripper PRO」シリーズ

従来シリーズ「Ryzen Threadripper」をベースに、メモリーチャネルを4チャネルから8チャネルへ、PCI Express4.0のレーン数も128レーンへと拡張したハイエンドCPUだ。発売されたのは以下の3モデル。

Ryzen Threadripper PROのラインナップ
製品名 コア/スレッド数 動作クロック 合計キャッシュ 実売価格
Ryzen Threadripper PRO 3995WX 64/128 2.7~4.2GHz 288MB 71万2800円
Ryzen Threadripper PRO 3975WX 32/64 3.5~4.2GHz 144MB 35万9800円
Ryzen Threadripper PRO 3955WX 16/32 3.9~4.3GHz 72MB 14万9800円

「Ryzen Threadripper PRO 3995WX」とマザーボード、メモリーをセットで買えば100万円ほどになる

「Ryzen Threadripper PRO 3995WX」(ベース2.7GHz/最高4.2GHz/合計キャッシュ288MB)

「Ryzen Threadripper PRO 3975WX」(ベース3.5GHz/最高4.2GHz/合計キャッシュ144MB)

「Ryzen Threadripper PRO 3955WX」(ベース3.9GHz/最高4.3GHz/合計キャッシュ72MB)

対応ソケットはSocket sWRX8、対応マザーボードはチップセットにAMD WRX80を採用する製品で、本日ASUS「Pro WS WRX80E-SAGE SE WIFI」(13万9700円)とSuperO「M12SWA-TF」(8万5250円)が発売されている。

ASUS「Pro WS WRX80E-SAGE SE WIFI」。ワークステーション向けE-ATX対応モデルで拡張スロットは7本のPCI Express(4.0) x16を搭載する

SuperOのAMD WRX80マザーボード「M12SWA-TF」。ネットワークはIntel I210-ATによるギガビットLANに加え、Marvell AQC113Cによる10ギガビットLANを搭載する

Ryzen Threadripper PROは高額商品だけに、さすがに完売するような売れ行きではないものの、一部ショップではマザーボードとセットで購入する人もいた。

販売しているのは、パソコンショップアーク、オリオスペック(SuperO「M12SWA-TF」のみ取り扱い)、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。


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