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HDMI 2.1対応ディスプレーも近日発表か!?日本ギガバイト広報ソフィア氏にAMDプラットフォームの売れ筋や今後について聞いてみた(1/3)

1枚の基板に2つのBIOSを搭載する仕様は、GIGABYTEが“Dual BIOS”としていち早く採用したと記憶している。当時のDual BIOSは、BIOSを多重化することで安全性を向上させるというものだった。また、基板の電源層に2oz厚の銅層を採用したり、独自の品質規格である“Ultra Durable”を立ち上げたりと、GIGABYTEは早い時期から製品の高品質化に注力してきたメーカーの1つだ。最近では、ゲーミング向けに「AORUS」シリーズを展開し、マザーボードやビデオカード、それにノートPC、液晶ディスプレーなど幅広い製品ラインナップを見せている。

そんなGIGABYTEでも、AMDプラットフォームは非常に好調な売れ行きを見せているという。では、その好調の理由はどこにあるのだろうか? AMDプラットフォームが一転好調になった理由などを、日本ギガバイトの広報であるソフィア氏に話を伺った。

日本ギガバイトの広報であるソフィア氏

クリエイター向けモデルが高い人気
Radeonシリーズのラインナップも拡充

――今日はよろしくお願いします。まずは、AMDプラットフォームでどのようなモデルが人気ですか?

ソフィア氏:現在、AMDプラットフォームのマザーボードはかなり好調な売れ行きを見せています。なかでもAMD B550チップセットを搭載したモデルは、十分な性能を備えていながらも、コスパに優れていることからユーザーさんの人気を得ています。とくに、「B550I AORUS PRO AX」や「B550M S2H」などは、あまりLEDが光らない仕様で、それがユーザーさんに受け入れらているようです。もちろん、これらのモデルはコスパが高いという点も評価をいただいている理由の1つだと思います。

AMD B550を搭載するB550I AORUS PRO AX(左)とB550M S2H(右)

――ゲーミング向け製品の人気が高く、それらはLEDが光るイメージがありますが、ユーザーが求めているのは決してそうではないということですか?

ソフィア氏:はい。もちろん、ユーザーさんのすべてがそうとは言いませんが、マザーボードの見栄えを重視する方は、クリエイター向けという位置付けですが「B550 VISION D-P」を選んでいただいてるようです。このモデルは、「B550 VISION D」のアップデート版にあたり、Dual 2.5GbE仕様の有線LANなどを備えているのですが、製品ボックスを見てもわかるとおり、マザーボードが白色を基調にしたデザインとなっています。また、Thunderbolt 3も装備していますので、DTMなどの利用にも適しています。

白色が印象的なAMD B550マザーボードのB550 VISION D-P

リアパネルにはThunderbolt 3も用意されている

――クリエイター向けモデルの人気が出ているのはおもしろいですね。

ソフィア氏:ほかであまり見ない、B550 VISION D-Pの白色を基調にしたデザインという点が、ユーザーさんに好評です。さらに、クリエイター向けと位置付けですから、機能的にも申し分ない仕様を備えていますので、ゲーミング用途でも十分活用できるポテンシャルを備えています。ですので、ゲーミング用途でマザーボードのデザインにこだわりたい方が、B550 VISION D-Pを購入されているようです。最近は、サイドパネルがガラス製のケースも非常に多いですから、内部のマザーボードのデザインも、ユーザーさんは重視しているということですね。

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