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自身の体験を学びの形にした「ハックフォープレイ」
次に、寺本氏は起業したきっかけとなったプログラミングを楽しく学べるサービスハックフォープレイを紹介。開発の経緯となったのは、「自分で作って自分で遊ぶ」という自身の体験をそのままゲーム化できないか、というアイデアからだったという。自身の楽しい体験を教育に転用できると考えた寺本氏は、「ハックフォープレイ」を作り上げ、現在もバージョンアップを重ねて提供している。
学園メンバーも、その場で「ハックフォープレイ」の序盤をプレイ。実際に遊んでみたメンバーからは、「わかりやすい!」と好評で、高専の情報科で学ぶ前田さん(高2)からは「操作方法が簡潔にまとめられていてわかりやすい」という感想が寄せられた。ほかにも、エンジニアを目指し現在はPythonを勉強中という佐伯さん(中2)からは、「プログラミング部分が日本語になっているので、Pythonよりわかりやすい」、プログラミング未体験の相馬さん(高3)からは「自分のHPを書き換えるというのが、今までにない新しいゲームで面白かった」といった感想も挙がった。
寺本氏は、「『ハックフォープレイ』はJavaScriptで書かれていて、YouTubeもJavaScriptで作られている。でもプログラミング言語はそれ以外にもたくさんあり、できることが少しずつ違う」と解説。「例えば、C++はもっと根本的なソフトの部分で、ブラウザーの『Chrome』や、WindowsなどのOSも大部分はC++で作られている」として、「自分の目的にあったプログラミング言語を学ぶとよい」と、メンバーにアドバイス。