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最上位CPU Ryzen 7 5800U搭載、Windows 11採用の15.6型ノートPC「LAVIE N1585/CAL」テレワーク機能もしっかり押さえたオールラウンダーな1台(3/3)

勝田有一朗 編集●市川/ASCII

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

画質設定を落とすことでゲームのプレイも可能

LAVIE N1585/CALはゲーム向けとうたっているパソコンではないが、内蔵GPUとしては比較的強力なAMD Radeon グラフィックスの実ゲーム性能は気になるところだ。

まずは定番ゲームベンチマークのひとつ「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」でパフォーマンスの計測を行なった。解像度は1920×1080ドットと1280×720ドットの2パターン、画質設定はプリセットから「高品質(ノートPC)」と「標準品質(ノートPC)」の2パターンを用いてベンチマークを実行した。

解像度1920×1080ドットではいずれのプリセットでも「普通」の評価が得られたが、平均フレームレートは30fps台で動作に少々ぎこちなさが残る。解像度を1280×720ドットに落とすと、高品質(ノートPC)で「やや快適」、標準品質(ノートPC)では「快適」へと評価が向上した。標準品質(ノートPC)では平均フレームレートも60fps台に伸びるので、滑らかな動きを重視するのであればこれくらいの画質設定が良いだろう。

続いて大人気のバトルロイヤル系TPSゲーム「フォートナイト」でのパフォーマンス計測も行なった。グラフィックス設定はAPIにDirectX 11を選択。クオリティープリセットの「低」をベースに、3D解像度を「100%」、描画距離を「最高」に変更したいわゆる「競技設定」を用いて、解像度1920×1080ドットと1280×720ドットの2パターンでフレームレート計測を実施した。

計測方法は、リプレイ保存した試合を再生して「CapFrameX」でフレームレート計測を行なうという手法を用いている。なお、CapFrameXによる計測では最小フレームレートの代わりにデータ全体を100分割して最小値から1%の数値を「min(1%)」として記載している。

負荷の低い競技設定であれば、1920×1080ドットでも平均フレームレートは68fpsに達しており、概ねスムーズなゲームプレイが可能だ。解像度を1280×720ドットまで落とすとmin(1%)も76fpsまで伸び、基本的に60fps固定の状態でゲームを楽しむことができるようになった。

以上のように、専用の高速ビデオメモリーを持たない内蔵GPUの特性か、解像度を下げるとフレームレートが急激に改善される傾向にある。15.6型の画面サイズであれば多少解像度が低くてもあまり気にならないので、ゲームタイトルに応じて解像度を下げることでスムーズなゲームプレイを楽しめるようになるだろう。

さまざまな用途に応える高性能 買い替え候補としてもオススメ

高品位な15.6型フルHDディスプレー、タイピングしやすいテンキー付きキーボード、内蔵Blu-ray Discドライブ、ヤマハ製ステレオスピーカー、そして心臓部にはノートパソコンとしてトップクラスの性能を持つRyzen 7 5800Uを搭載。このように、LAVIE N1585/CALは2021年のスタンダードノートパソコンとしてかなり高い次元でまとまった製品だと感じる。

ウェブ閲覧や動画鑑賞などの普段使いが快適なのはもちろんのこと、「Microsoft Office Home & Business 2021」付属でビジネス用途への対応もバッチリだ。動画編集や3DCG作成などのクリエイティブ方面でも8コア/16スレッドのCPUが力強くサポートするなど、さまざまな使い方が想定されるスタンダードノートパソコンとして隙のない1台に仕上がっている。

唯一、ゲーミング性能だけは心許ないが、今後はクラウドゲーミングが台頭してくることも予想され、その際、低遅延ネットワークを確保するのに必要な有線LANポートを標準搭載しているのもうれしいところだ。

また、現在5~6年前のスタンダードノートパソコンを使用していて、そろそろ性能の限界を感じてきている人の買い替え候補としても、本機はオススメできる1台だ。5~6年前のノートパソコンというと4コア/4スレッドや2コア/4スレッドのCPUが主流だった。昨今のテレワーク推奨の流れでオンライン会議にそれらノートパソコンを使用してみたものの、同時にいろいろなアプリケーションを動かすと性能がギリギリだと感じた人も少なくないはず。

こういった用途に対して、8コア/16スレッドの余裕さはまさに別格といっても過言ではない。高性能なRyzen 7 5800Uを搭載し、新しく登場したばかりのWindows 11で動く本機は、今後しばらく第一線で活躍できるはずだ。買い替えのタイミングとしても申し分ないし、購入の余地は十分あるだろう。

(提供:日本AMD)


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