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「Fortnite」はフルHDで150fps超え! 3万円台に抑えられたエントリー向けGPU「Fighter AMD Radeon RX 6500 XT 4GB GDDR6」(2/2)

文●宮崎真一 編集●AMD HEROES編集部

フルHDで快適なプレイを実現
GTX 1660に対して1割前後高い性能

それでは、Fighter RX 6500 XTのパフォーマンスをテストで明らかにしていこう。今回は比較対象に、競合製品となる「GeForce GTX 1660」(以下、GTX 1660)を用意。グラフィックスドライバーには、最新バージョンとなる「AMD Software Adrenalin Edition 22.3.1」を使用した。

まずは、定番ベンチマークツールの「3DMark」(Version 2.22.7334)から見ていくが、Fighter RX 6500 XTは「Fire Strike」で、GTX 1660に3~20%の差をつけた。とくに、ビデオメモリーを4GBしか持たないFighter RX 6500 XTが、3840×2160ドットでのテストとなるFire Strike Ultraで、GTX 1660に20%以上もの溝を空けている点はなかなか興味深い。

これは、Fighter RX 6500 XTにおいて、3DMarkへの最適化が奏功しているということなのだろう。一方、DirectX 12のテストとなる「Time Spy」でも、Fighter RX 6500 XTはGTX 1660に9%弱の差をつけ、好調な結果を残している。

では、実際のゲームではどうなのか、「バイオハザード ヴィレッジ」の結果に移ろう。ここで、グラフィックス自動設定から「バランス重視」プリセットを選択。そのうえで、ゲームをプレイし、その間のフレームレートを「CapFrameX」(Version 1.6.7)で取得した。なお、データ全体の1%となる1パーセンタイルフレームレートを最小フレームレートの代わりに使用し、グラフ中に限り「Minimum(1%)」と表記することをここで断っておく。

さて、その結果だが、Fighter RX 6500 XTは、1920×1080ドットであれば、GTX 1660を平均フレームレートで約11%、1パーセンタイルフレームレートで約8%上回るパフォーマンスを発揮。とくに、1パーセンタイルフレームレートは100fpsに迫る勢いを見せており、ゲームの快適性に問題はまったくない。ただ、2560×1440ドット以上の解像度になると、ビデオメモリーが4GBしかない点がネックとなり、GTX 1660の後塵を拝してしまっている。

続いて「Call of Duty: Warzone Pacific」では、「低」プリセットを選択したうえでゲームをプレイし、バイオハザード ヴィレッジと同様にCapFrameXでフレームレートを計測した。

その結果だが、Fighter RX 6500 XTがすべての解像度でGTX 1660を安定して上回るパフォーマンスを発揮。とくに、1920×1080ドットでは両者の溝は24~28%にも達しており、Fighter RX 6500 XTの優位性はかなりのもの。同解像度であれば、Fighter RX 6500 XTは1パーセンタイルフレームレートが140fpsを上回っており、低プリセットといえども、かなり有利な立ち回りができることは間違いない。

さすがに3840×2160ドットは荷が重すぎるが、2560×1440ドットであれば、1パーセンタイルフレームレートは100fps弱と、快適なプレイを実現している。

DirectX 11ベースのゲームにおけるパフォーマンスはどの程度なのか、「Fortnite」の結果を見てみよう。ここでは、「中」プリセットに指定してゲームをプレイし、「Fraps」(Version 3.5.99)でフレームレートを取得している。ここでは、バイオハザード ヴィレッジと似た傾向を示しており、Fighter RX 6500 XTがGTX 1660を上回ったのは1920×1080ドットのみという結果になった。

だが、同解像度では、Fighter RX 6500 XTの平均フレームレートは150fpsを超え、最小フレームレートも120fpsまでもう少しのところまで達している。Fighter RX 6500 XTとGTX 1660のどちらがより快適にプレイできるかは、この結果から一目瞭然だ。ただ、ビデオメモリーが4GBしかない点は大きな足かせになるようで、2560×1440ドット以上の解像度ではFighter RX 6500 XTのアドバンテージは失われている。

最後に「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」の結果を確認しておこう。ここでは、「標準品質(デスクトップPC」に設定してベンチマークを実行した。

その結果だが、Fighter RX 6500 XTはGTX 1660に18~49%もの差をつけられる形となってしまった。これは、同ベンチマークがゲーム本編と同様にGeForceシリーズへの最適化が進んでいるためだ。とはいえ、Fighter RX 6500 XTは、1920×1080ドットであれば、スクウェア・エニックスが指標で最高評価とするスコア1万5000を超えており、快適なプレイが実現できそうだ。

実売価格は3万~3万3000円ほど
消費電力が低くサイズ面でも扱いやすいカード

以上のテスト結果からわかるとおり、Fighter RX 6500 XTは、1920×1080ドットであれば多くのゲームが快適にプレイできる。しかも、Fighter RX 6500 XTの価格は、実売で3万円~3万3000円と非常にリーズナブル。ビデオカードの価格が高騰している昨今、エントリー向けとはいえ、この価格は魅力的なのは間違いない。

電源ユニットのハードルが低く、コンパクトなサイズで扱いやすいFighter RX 6500 XTは、これからゲームを始めたいという人や、古いPCをアップグレードしたいという人に、おススメできるカードであるといえる。


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