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近年流行しているeスポーツの中には、パソコン(PC)ゲームを競うものもあり、PCの購入を検討している人も増えているのではないだろうか。
コンシューマーゲーム機は、そのゲーム機のスペックに合わせてゲームが作られているため、動作は常に一定だ。しかしながら、PCの場合はパーツの組み合わせにより性能が上下し、より高性能なパーツで構成されたPCだと安定度や、快適度を上げられるという利点がある。
タイトルによっては、コンシューマーゲーム機版よりも高解像度、高フレームレートでプレイできるのもPCでゲームをする魅力だ。しかしながら、ゲーム機と異なり製品によってスペックに差があるため、どんなPCを買えばいいか迷ってしまう人も多いだろう。今回は、そんなPC入門者向けにオススメなAMD製CPU「Ryzen」を搭載するPCを紹介したい。
「GALLERIA」では4Kでゲームが快適なハイエンド機から
コスパの良いRyzen搭載ゲーミングPCまで揃う!
PCには性能が高いと動作や処理速度が早くなるCPU、高性能だとゲームの動作がより快適になるGPU、データを保存するストレージと、さまざまなパーツで構成されている。PCを自作するとなると、予算に合わせて自分の求めるスペックに近づくバランスを考える必要があるため、PC専門店で販売されているPCを購入するのがオススメだ。
PC専門店で販売されているBTO(Build To Order) PCは、現行の最高スペックのハイエンド機から、コスパの良いPCまで、バランスの良いパーツ構成と価格で販売している。また、PCを購入する際に、オススメなカスタマイズのパーツがオプションで選択できるようになっているので、ちょい足しでパーツの性能をアップさせることができる。
今回紹介するドスパラは、数多くのeスポーツ大会でPCを提供などしているサードウェーブが運営する専門店。サードウェーブがゲーミングブランド「GALLERIA(ガレリア)」を展開しているので、ゲーム目的でPCを購入するなら、「GALLERIA」の製品から選ぶと良い。
「GALLERIA」ブランドにもたくさんの製品があるが、今回は以下の5つのモデルをピックアップ!
CPU型番の作り
CPUとGPUは、メーカーごとにブランド名と、型番のルールが異なるが、たとえば今回紹介したPCに搭載されるAMD製のCPU「Ryzen」は「Ryzen 9」「Ryzen 7」「Ryzen 5」とあり、数字の高い方がより高い性能になる。
GPU型番の作り
GPUを搭載するビデオカードと呼ばれるパーツの性能も同じ。AMD製の「Radeon」は「Radeon RX 6900 XT」(以下、RX 6900 XT)、「Radeon RX 6700 XT」(以下、RX 6700 XT)となり、6000が世代で、“9”と“7”が性能を示す。NVIDIA製の「GeForce」は「GeForce RTX 3060」(以下、RTX 3060)と、3000が世代で“6”が性能を示す。
解像度の違い
PCでゲームをプレイする際に気になるのは、プレイできる解像度とフレームレートだ。解像度とは、表示の細かさを示す。ビデオカードは、性能に合わせておよそのターゲット解像度が決まっている。Radeonなら「RX 6900 XT」が4K(3840×2160ドット)、「RX 6700 XT」がWQHD(2560×1440ドット)、「RX 6600 XT」がフルHD(1920×1080ドット)になる。
1秒間に静止画が書き換わる回数であるフレームレートは、一般的なテレビやディスプレーで60fps。120fps以上のより滑らかな映像でゲームを楽しみたい場合は、120fps以上表示できるゲーミングディスプレーなどと組み合わせる必要がある。
上の分布図が解像度ごとのおよそのターゲットだが、今回はその中から最上位のモデル「ZA9R-69XT」を紹介する。実際に「Apex Legends」や「モンスターハンターライズ」などの人気タイトルで性能を計測してみたので、購入時の参考になれば幸いだ。