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「Halo Infinite」が4Kでも90fps以上!PCの性能が分からない人にも分かり易くRyzen 9&Radeon RX 6900 XTのハイエンドゲーミングPCの実力を紹介(2/2)

松野将太 編集●ジサトラハッチ

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

現行最高のスペックと大容量を兼ね備えた
最高クラスのゲーミングPC

「ZA9R-69XT」はコンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とするデザインハウスが設計した同社独自のケースを採用。ヘアライン加工を施したアルミ外装のシックなデザインだ

「GALLERIA」のPCはデスクトップ・ノートPCともに豊富な選択肢があり、「ZA9R-69XT」は前述したようにヘビーゲーマー向けのハイエンドモデルだ。CPUにはAMDのハイエンドモデル「Ryzen 9 5950X」、ビデオカード(グラフィックカード)には同じくAMDのハイエンドGPU「Radeon RX 6900XT」搭載したカードを採用し、現行の人気ゲームタイトルであれば最高画質でも快適にプレイ可能なだけの性能が確保されている。

「ZA9R-69XT」の主なスペック
CPU Ryzen 9 5950X(16コア/32スレッド、最大4.9GHz)
ビデオカード Radeon RX 6900 XT(16GB GDDDR6)
メモリー 16GB×2、DDR4-3200
ストレージ 2TB SSD、NVMe
マザーボード ASRock X570 Phantom Gaming4
インターフェース 【前面】USB 3.2 Gen 1(Type-A)×4
【背面】USB 3.2 Gen 1(Type-A)×6
サイズ/重量 220(W)×440(D)×480(H)mm/約14kg
OS Windows 10 Home 64bit

※スペックは検証時のもの。時期により構成が異なる可能性がある。ベンチマークの結果もOSのバージョンなどにより多少差異が生じるため参考値として欲しい

フロント上部にはUSBポートやヘッドフォン・マイクジャックを用意

背面にもUSBポートは多いので、デバイスの接続に困ることはそうないだろう。映像出力端子はHDMI×1、DisplayPort×3の計4系統だ

先に述べたとおり、ゲーミングPCにおいてもっとも重要視されるのはゲーム映像を処理するためのグラフィックス性能だ。「Radeon RX 6900XT」はAMDの現行最上位製品であり、解像度フルHD(1920×1080ドット)であれば最高画質で快適にプレイできないゲームはまずない上、最新の高負荷タイトルで144fps以上の高いフレームレートを出すことも難しくない。また、より解像度が高く描画負荷も上がるUWQHD(3440×1440ドット)のウルトラワイド液晶や4Kディスプレー(3840×2160ドット)との組み合わせでも、画質を保ったまま快適なフレームレートが出せるのが大きな強みとなっている。

「ZA9R-69XT」の内部。CPUには水冷ユニットが装着されており、安定した冷却にも期待ができる

CPUの「Ryzen 9 5950X」に関しても、シリーズ最上位の製品となる。グラフィックスカードの性能を最大限に引き出せるのはもちろんのこと、CPUに高い負荷がかかるゲームをプレイしながらのライブ配信などにも対応できる。ゲーマーだけではなく、ストリーマーにとっても強い味方となってくれるはずだ。

そのほかメモリー容量は32GB、ストレージは1TBの高速なSSDに加え、データ保存に適した2TBのHDDを標準搭載。ゲームや配信、保存した動画の編集など多方面で活用できる、隙のない構成のハイエンドゲーミングPCと言っていいだろう。

処理が重めの最新作「Halo Infinite」も4Kで平均90fps以上!

さっそく、ベンチマークで「ZA9R-69XT」の実力をチェックしてみよう。まずは大幅なプレイヤー人口増加で注目を集めているMMOタイトル「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」の結果だ。もっとも負荷が高くなる、4K解像度かつ最高品質の設定で実行している。

ベンチマークソフトとは、ゲームメーカーが提供する対象となるゲームが、使用しているPCで快適にプレイできるかをフレームレートやスコアで計測するソフト。各ソフトによってスコア評価は異なり、本ベンチマークであれば15000以上が最高評価の「非常に快適」になる。

「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」のスコアー

総合スコアーは15046で、快適さの指標となる評価は最高の「非常に快適」。レポートからはテスト中の平均フレームレートも確認できるが、この解像度でも平均100fpsを上回っている。フレームレートは、アニメーションだと24fpsで作られることが多い。その3倍以上と考えるといかに滑らかに描画され、快適にプレイできるかが分かる。

実際のゲームでもいくつかフレームレートを見てみよう。タイトルは「Apex Legends」で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の3種類をそれぞれ計測。いずれも描画負荷をもっとも高くなるよう設定し、ゲーム内トレーニングの一定コースを1分間移動した際の平均・最小フレームレートを計測している。

「Apex Legends」のフレームレート

フルHD解像度の平均フレームレートは本作の限界である約300fpsを記録しており、最小フレームレートも192.5fpsと文句のない結果だ。おそらくゲーム側のfps上限がボトルネックになっているため、解像度をWQHDに上げてもフレームレートは大きく落ちることなく維持できている。4Kでは平均166.9fps、最小142.6fpsと、それでも十分に満足できる値だ。4K・144Hzのハイエンドディスプレーと合わせて楽しむ場合、「ZA9R-69XT」はうってつけのPCと言えるだろう。

続いてのタイトルは「モンスターハンターライズ」。解像度はフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の3種類で計測し、いずれも画質プリセットをもっとも高くなるよう設定して、ゲーム内の一定コースを1分間移動した際の平均・最小フレームレートを計測している。

「モンスターハンターライズ」のフレームレート

画質プリセットを最高に設定した場合はそれぞれの解像度であまりフレームレートが変わらない本作だが、PCの性能の高さもあって、いずれも平均144fps前後の優秀な結果が出ている。「ZA9R-69XT」であれば、どの解像度でも快適な動作が可能だろう。もともとの負荷自体がそれほど高くないため、配信しながらのゲームプレイなども問題なく可能なはずだ。

最後は「Halo Infinite」。解像度はフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の3種類で計測し、いずれも画質プリセットをもっとも高くなるよう設定して、ゲーム内の一定コースを1分間移動した際の平均・最小フレームレートを計測している。なお、本作のみフルHD解像度のゲーム画面をOBS Studioを使ってフルHD解像度で配信(CPUプリセット:Faster)した場合の結果もあわせて記載している。

「Halo Infinite」のフレームレート

最新作ということもあり高画質設定ではやや重めな本作だが、フルHD解像度の平均フレームレートは185.1fps、最小フレームレートも141.8fpsと十分。もっとも負荷が高い4Kでは平均95.2fps、最小72.7fpsと100fpsを下回るものの、4K解像度でこれだけのフレームレートが発揮できれば大したものだろう。なお、フルHD解像度での配信時はさすがにフレームレートがぐっと落ちるが、それでも最小60fpsを下回ることはないため、ゲーム動作は快適だ。1台のPCでゲーム配信をやりたい、というコアゲーマーにも、「ZA9R-69XT」はおすすめできる。

理想的なハイエンドゲーミングPC

「ZA9R-69XT」は、いずれもAMDのハイエンドCPU・GPUを組み合わせることで、リッチなゲーミング体験からストリーミングまでしっかりとこなせる理想的な性能を実現している。

特筆するべきは優秀なCPU性能に起因するライブ配信適正の高さで、高負荷ゲームをプレイしつつ配信を日常的に楽しみたい、というゲーマーならば購入を検討する価値は大いにあるだろう。この機会に「ZA9R-69XT」で充実したPCゲーミング環境を構築、更新してみるのはいかがだろうか。

(提供:サードウェーブ)


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