2月25日にPC版がリリースしたフロム・ソフトウェアのアクションRPG「ELDEN RING(エルデンリング)」。高難易度アクションゲームとして知られる「ダークソウル」などのいわゆる「ソウル」シリーズの流れを汲みながら、オープンフィールドを取り入れているのが大きな特徴だ。広大なマップ探索や手ごわいボス戦など、膨大なプレイボリュームで幅広い楽しみ方ができることで好評を博している。
コンシューマー版とPC版が同時に発売した本作だが、「PCのことはよく分からないけど、手っ取り早くELDEN RINGが動くPCが欲しい」というユーザーにオススメできるのが、タイトルの快適動作基準に適したスペックを備えている「ゲーム推奨PC」だ。
BTO PCメーカー各社からAMD Ryzen & Radeon搭載のELDEN RING推奨PCが発売されて好調のようだが、この記事ではTSUKUMOのELDEN RING推奨モデル「GA7A-B221TER/SP1」のサンプル機を使用し、実際のハードウェア構成やスペック、ゲームのベンチマーク結果を紹介していく。
GA7A-B221TER/SP1の主な構成 | |
---|---|
CPU | AMD「Ryzen 7 5700G」 (8コア/16スレッド、最大4.6GHz) |
CPUクーラー | AMD「Wraith Spire」 |
マザーボード | MSI「MSI B550-A PRO」 (AMD B550、ATX) |
メモリー | DDR4-3200 16GB(8GB×2) |
ストレージ | Western Digital「WD Blue SN570 NVMe SSD WDS100T3B0C」 (1TB M.2 SSD、PCIe 3.0) |
GPU | AMD Radeon RX 6700 XT |
電源ユニット | CWT「GPS750S-T」(750W、80PLUS GOLD) |
PCケース | G-GEAR ATXミドルタワーゲーミングケース(ブラック/69JD) |
OS | Microsoft「Windows 10 Home 64bit」 |
サイズ | 190(W)×475(D)×435(H)mm |
価格 | 22万4180円 |
CPU/GPUにはAMD製品を採用
ゲーミングPCとしては手頃な価格帯
TSUKUMOの推奨モデルであるGA7A-B221TER/SP1は、AMDのAPU「Ryzen 7 5700G」と、同じくAMDのGPU「Radeon RX 6700 XT」を搭載しているのがスペック上の特徴と言える。総合スペック的にはミドルクラスのゲーミングPCといったところで、ELDEN RINGを高画質でも快適にプレイできる性能を備えている。
内蔵GPUを搭載するRyzen 7 5700Gは、Ryzen 7シリーズの中で一番下のグレードだが、タイトルによっては上位を超える性能を見せることもある。さらに、「ELDEN RING」は最大フレームレートが60fpsに制限されていることもあり、それほどCPU性能は必要にならない。影響はあまり大きくないと言っていいだろう。GPUが強力なぶん、なるべく全体の価格を抑えるようバランスを取ったチョイスという印象だ。