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GPU内蔵CPUでフルHDで30fpsを維持! 『Winning Post 9 2022』をAMD「Ryzen 7 5700G」で遊んでみた

文●ジャイアン鈴木 編集●ジサトラハッチ

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

■ゲームタイトル:Winning Post 9 2022
■開発元:コーエーテクモゲームス
■販売元:コーエーテクモゲームス
■価格情報:8580円(税込)
■公式サイト:https://www.gamecity.ne.jp/winningpost9/2022/

実在の馬や人々が登場する
本格競馬シミュレーションゲームの最新作

コーエーテクモゲームスは、競馬シミュレーションゲーム『Winning Post 9 2022』を2022年4月14日に発売した。プラットフォームはPlayStation 4、Nintendo Switch、PC(Steam)。PC版の推奨環境は、OSがWindows 11の場合CPUはインテル「Core i3-8350K」以上、GPUはAMD「Radeon R7 360」/NVIDIA「GeForce GTX 650」以上、メモリーは2GB以上、空きストレージは15GB以上となっている(OSによって異なる)。

本作は、実在の馬や人々が登場する本格競馬シミュレーションゲームのシリーズ最新作。プレイヤーは「オーナーブリーダー」(馬主兼生産者)となり、国内外のレースで勝利を目指す。実際に活躍している馬や人々が登場するので、競馬ファンは間違いなくハマるはずだ。

愛情を注ぎ込んで育成した馬が疾走している姿を見れば、手に汗握らずにはいられない

オーナーブリーダーは大忙し
だからこそ勝利の喜びはひとしおだ

プレイヤーは「オーナーブリーダー」(馬主兼生産者)となるわけだが、やることは非常に多岐に渡る。平日は牧場を経営し、競走馬を生産・育成したり、競走馬の出走予定を決めたりして、人脈を広げていく。レース開催日には騎手に指示を出したり、レースを観戦したりと、オーナーブリーダーは忙しいといっても過言ではない。

仕事はたくさんあるのだが、競馬界に精通する先輩や秘書たちがプレイヤーをサポートしてくれるので安心だ。まずは冒頭のシステム解説をじっくりと読み込みつつ、みんなのアドバイスに従ってゲームを進めていこう。ゲーム内で1~2年を過ごせば、本作をどのように攻略していけばよいのか理解できるはずだ。

ゲーム冒頭で秘書を選ぶ。プレイヤーにつねに寄り添い、支えてくれる最も大事な存在だちなみに上の画面で話しているのは、新秘書の「吹里谷芽愛」

競馬界での人脈を広げていくこともオーナーブリーダーの大事な仕事

本作で重要な要素が「絆コマンド」。騎手、調教師、馬主、知人などと交流すると「絆コマンド」を獲得できる。絆コマンドを実行すると、競走馬の調教、人脈の構築、幼駒の生産などでさまざまな効果を得られるのだ。絆コマンドは序盤だと1ヵ月に1回しか使えないので、状況を見極めつつ積極的に活用していこう。なお、プレイ評価のRANKが上がると、絆コマンドの使用回数も増えるぞ。

絆コマンドは人物の友好度が上がるともらえる

本作で最も奥が深い要素が「種付け」だ。生産の流れは、「繁殖牝馬入手」→「繁殖牝馬に種付け」→「受胎確認」→「幼駒誕生」となっているが、ゲーム内で「パズルのように決められた正解があるわけでもない」と語られているほど難しいのだ。

まずは「危険度」、「配合評価」、「爆発力」などのパラメーターを重視しつつ、徐々にほかの要素にも気を配っていこう。

インブリードの血が濃すぎると大きくなるのが「危険度」、父母の組み合わせの総合評価が「配合評価」、配合理論によって幼駒のボーナスに加算されるボーナスの合計が「爆発力」

オーナーブリーダーとしての苦労が報われる瞬間が、競走馬の勝利。特に手がかかった愛馬ほど、勝利の喜びはひとしおだ。しかしレースの終わりはつぎのレースの始まりを意味している。そして競走馬の血統は連綿と続き、プレイヤーはより高い頂を目指すことになる。新たに「1976年」と「2012年」のシナリオを追加した圧倒的ボリュームの本作を、じっくりと楽しんでいこう。

まずは誰もが一度は聞いたことがある「GI」での勝利を目指したい

自分の競走馬が颯爽と駆け抜けていく姿を見れば高揚せずにはいられない

「Ryzen 7 5700G」環境での快適度は?

最後に、Winning Post 9 2022がAMDプラットフォームでどのぐらい快適に動作するのかチェックしてみよう。今回のテスト用PCに搭載したCPUは「Ryzen 7 5700G」(8コア/16スレッド、最大4.60GHz)。今回の検証では、ビデオカードは使用していない。

CPUに「Ryzen 7 5700G」を搭載したPCを用意し、フレームレートを検証している

グラフィック設定はデフォルトのままで、HD(1280×720ドット)、フルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)解像度のそれぞれで平均、最小、最大フレームレートを「MSI Afterburner」で計測した。


今回のテスト用PCには8コア/16スレッドのRyzen 7 5700Gを搭載しているが、平均フレームレートはHDで30.2fps、フルHDで25.7fps、WQHDで16.9fpsとなった。

Winning Post 9 2022は最大フレームレートが30fpsに設定されている。WQHDではややコマ落ちが目立つが、フルHDであればまずまず滑らかに描画される。HD解像度なら上限の30fpsに貼り付くが、さすがに粗さが目立つ。GPU内蔵CPUという今回の環境なら、フルHD解像度でプレイすることをオススメしたい。

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