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AMD Ryzen&Radeon搭載推奨PCでフレームレートを検証

4Kでも平均70fpsと快適!『モンスターハンターライズ:サンブレイク』推奨PCの実力をチェック(4/5)

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

4Kでのプレイも十分快適な推奨PCの実力

それでは、そんな本作がFRGHB550/MHRS1でどれだけ快適に動作するのか検証していこう。最高画質となるグラフィック設定「高」でプレイしたが、20時間近くのプレイでもまったく問題なく快適に遊べた。狩猟に精を出したり、翔蟲(かけりむし)を駆使してマップ探索をしたりしたが、表示がカクつくようなことはなかった。

そこで、実際にはどの程度のフレームレートを発揮できているのか検証してみる。ここではマップ「大社跡」をグルッと1周回った際のフレームレートを「CapFrameX」を使って計測している。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3つで計測。平均(Avg)と1パーセンタイル点(min1%)をまとめている。


FRGHB550/MHRS1はこの通り、4KでもNintendo Switchと同等以上のフレームレートを発揮してみせた。当然、フルHDとWQHDのフレームレートは、1パーセンタイル点でも60fpsを大きくオーバー。フルHDなら、144Hzのゲーミングディスプレーを使用してヌルヌル動く高フレームレートプレイも楽しめる。

さらに「AMD Software: Adrenalin Edition」の「録画&ストリーミング」(4K、ビットレート30、60fps)でプレイを録画しながらのフレームレートも計測した。同じように「大社跡」を移動してみると、録画中のフレームレートはダウンする傾向は見えるものの、差はわずかで誤差とも言える範囲に収まっている。


なお、筆者はあまり気にならないレベルだったが、最高画質/4Kでプレイしている時のフレームレートは、時折60fpsを切ることもあった。どうしてもフレームレートの落ち込みが気になる場合は、「イメージクオリティ」の調整がオススメだ。グラフィック設定「高」に設定すると、解像度に関係なくイメージクオリティが「150%」に設定される。4Kの時は「100%」に落とすことで、フレームレートが大きく伸びるので試してみるといい。

ただ、大社跡は拡張コンテンツを導入する以前からあるマップなので、実際にサンブレイクのコンテンツをプレイした際のパフォーマンスも気になる。今回、サンブレイクの製品版は間に合わなかったため、体験版をプレイして新たに追加されたマップ「密林」をグラフィック設定「高」、4Kでプレイしてみた。

結果、フレームレートはおおむね60fps台となり、前述のデータとほぼ同程度でカクツキなく楽しめた。体験版での値なので製品版と異なる可能性もあるが、サンブレイクで追加される新コンテンツも十分快適に遊べると見ていいだろう。FRGHB550/MHRS1は、本作を快適にプレイできるのはもちろん、プレイ動画の録画や編集、実況配信までこなせるだけのパフォーマンスをしっかりと備えている。

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